2022.7.8

婚約指輪の相場はいくら?年代別デザインと人気ブランドを徹底解説

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婚約指輪の相場を決めるのはダイヤモンド

ダイヤモンドは婚約指輪の宝石として定番です。ここでは、ダイヤモンドの価値を決定する4Cという基準について紹介します。

ダイヤモンドの4Cとは

4Cとはダイヤモンドの品質を評価する国際的な基準とされるもので、
「Carat(カラット)」「Color(カラー)」「Clarity(クラリティ)」「Cut(カット)」の4つです。
それぞれの頭文字を取って4Cと呼ばれています。

カラットとは重量を意味し、1カラット(ct)は0.2g(200mg)です。また、カラットはダイヤモンドの大きさを知る目安にもなります。
婚約指輪によく用いられるブリリアントカットの場合、0.2ctが約3.7mm、0.3ctが約4.3mm、0.4ctが約4.7mm、0.5ctが約5.2mm、0.7ctが約5.5mm、1ctが約6.6mmです。
0.2~0.4ctが婚約指輪として人気があります。一般的に、0.5ctを超える大粒は希少性により価格が急上昇するといわれています。

カラーはダイヤモンドの色を指します。天然石であるダイヤモンドは薄く黄色がかったものから無色透明まであり、無色に近いほど光をよく通して輝くため、価値が高いとされています。
評価基準は「S~Z(薄い黄色)」「N〜R(非常に薄い黄色)」「K・L・M(わずかに黄味色)」「G・H・I・J(ほぼ無色)」「D・E・F(無色)」の5段階です。

クラリティは透明度を表す基準です。ダイヤモンドの石に含まれるインクルージョン(不純物)の数や大きさ、位置によって11等級に分類されます。
インクルージョンが少なく目立たないものほど価値が高いとされます。最も等級が低いものは「I1~3」で、肉眼でもインクルージョンが見えます。
後は、10倍の拡大検査でインクルージョンが容易に見つかる「SI1~2」、多少は発見しにくい「VS1~2」、目立たない程度の「VVS1~2」、表面にわずかな難がある「IF」と続きます。
最もクラリティが高い等級の「FL」は10倍に拡大して検査しても無傷というものです。

カットはダイヤモンド原石の研磨レベルを意味し、職人の手作業によって価値が決まります。
カットは「poor(劣る)」「Fair(やや劣る)」「Good(良い)」「Very Good(大変良い)」「Excellent(最高級)」の5段階で評価されます。ダイヤモンドの価格を最も左右する要素がカットです。

婚約指輪のデザインと相場の関係について

婚約指輪の相場価格はデザインによっても変動します。ここではデザイン別に婚約指輪の相場価格を紹介します。

婚約指輪のデザイン「メレ」と相場

メレとは0.03ct以下の小粒ダイヤモンドを意味します。デザインの種類としてのメレは一粒ダイヤモンドの横にメレを配置したものです。
花をイメージさせる華やかさがメレデザインの特徴です。中心の一粒ダイヤとメレを同じカラーにすると大きなダイヤモンドが付いているように見えます。
それに対して、メレに色が付いた石を選ぶとかわいらしい印象になります。

また、リング部分(アーム)は数種類から選ぶことができ、女性の指タイプによって見栄えするものが異なります。
ほっそりとした手の女性ならアームをスリムにするとダイヤモンドを目立たせる効果があります。
肉厚な手の女性なら、ウェーブやツイストといった動きのあるアームを活用して中心部を縦長に見せると指が美しく見えます。
メレの婚約指輪の価格相場は一般的に20万円前後となっています。

婚約指輪のデザイン「ソリティア(ソリテール)」と相場

一粒ダイヤモンドをあしらった指輪のことで、婚約指輪として最もポピュラーなデザインです。
立て爪でダイヤモンドを固定したものと爪がないタイプがあります。立て爪タイプはダイヤモンドが大きく見える効果があってゴージャスな印象です。
それに対して、爪なしは上品で控えめな印象を与えます。

また、リング部分(アーム)の形もV字やU字、S字やウェーブ、ストレートやツイストなどバリエーションが豊富な中から選ぶことが可能です。
指が美しく見えるアームの形は指の長さや太さなどによって違います。ソリティアの婚約指輪の相場価格は一般的に20~30万円程度です。

婚約指輪のデザイン「パヴェ」と相場

パヴェとはフランス語で「敷石」を意味します。メインのダイヤモンドに加えて、リングのアームにも小粒ダイヤモンドを敷き詰めた豪華なデザインの指輪です。
場合によってはメインの石を使わずに幅広いアームにしたり、レースのようなデザインを採用してメレダイヤモンドの数を増やしたりもします。
パヴェは豪華さと女性らしさを添えるデザインのため、骨張った大きい手など中性的な印象を与える手の持ち主にフィットするでしょう。
パヴェはダイヤモンドを最も多く使うデザインのため価格も他のデザインより高い傾向があり、一般的には40万円前後が相場です。

婚約指輪のデザイン「エタニティ」と相場

エタニティとは「永遠」を意味する英語で、同じ大きさのカットダイヤモンドを並べたデザインの指輪です。
ダイヤモンドがリング一周分付いたものを「フルエタニティ」、半周分付いたものを「ハーフエタニティ」といいます。
コーディネートしやすいデザインのため、結婚指輪と重ね着けしやすいというメリットがあります。
また、婚約指輪と結婚指輪を兼用する目的でエタニティリングを選ぶカップルも少なくありません。仕事や家事をする日常生活でもずっと着けることを考えると、ハーフエタニティのほうが機能的です。
また、並べるダイヤモンドのカラーを透明と黄色がかった石で交互に配置すると日本人の肌の色になじみやすく、ライフステージの変化に関わらず愛用しやすくなります。エタニティリングの場合、20万円前後が一般的な相場価格です。

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