
【「いとこ婚」って知ってる??】~血縁関係のある、いとこ同士の結婚について**~
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周囲から反対される可能性も高い
昔とは違い、現代ではかなりの少数派になっていますので、好奇の目で見られることはあるかもしれません。
そして報告をした際にも、法律を知らない人から「いとこ同士って結婚できるんだ!」と何気なく言われることで傷つくかもしれません。
日本の法律では、いとこ婚は禁止されていませんし、昔は珍しくない風潮でした。
でも現在の日本における、いとこ同士の結婚の件数は減っており、珍しい存在になりつつあります。
中にはいとこ同士で結婚ができることを知らない人すらいます。
それぐらい珍しい存在になってきているのです。
心ない言葉や態度で傷ついてしまうかもしれないという覚悟も必要です。
それを乗り越える2人の愛も大事ですね!
障害をもった子どもが生まれる可能性が高まる
いとこ同士で結婚し子どもを授かる場合、血縁関係にない夫婦に比べて遺伝病や奇形、障害をもった子どもが生まれる可能性が高まる点も留意しておかなければなりません。
いとこ婚は医学的に「近親婚」と呼ばれています。
子どもを産めないわけではありませんが、一般的な妊娠と比較すると遺伝子病をもって生まれてくる可能性が高まります。
これは血縁同士の結婚によって、血が濃くなるからです。
一般的に障害をもった子どもが生まれてくる確率は「1.02%」といわれています。
そして、いとこ婚の場合には「1.69%」に上がるのです。
どちらも2%未満と数字が小さいため、あまり気にしない人もいるでしょう。
しかし通常の妊娠と比べると、約70%も確率が高まりまるそうです。
子どもを産む以上、障害をもった子が生まれてきても愛情を持って育てるのが親の責任です。
そのような可能性も十分に考慮したうえで、家庭を築くのかを検討していきましょう。
いとこ婚を望む人のなかには、子どもを生まない選択をしている人もいるでしょう。
「子どもを生む予定はない」と、結婚するふたりの意見が揃っている場合には血が濃くなる点を心配する必要はありません◎
最後に