
同居せず別々に暮らす『通い婚』って?多様性の時代。いろんな結婚の形をご紹介。
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通い婚成功のコツ
通い婚にはメリットだけでなくデメリットもあるため、それらをカバーするために事前に夫婦間のルール作りをしておくといいかもしれません。
まずは金銭面です。通い婚には生活費が2倍かかりますので、しっかりと計算・シミュレーションをしたうえで判断しましょう。次に、連絡の頻度や方法を決めておくと、子供や身内に急な病気・事故などの突発的なトラブルのときに便利です。
通い婚はお互いの生活スタイルや行動パターンがなかなか見えにくいですから、「毎朝8時に家を出て8時45分には会社に着いている」「月曜日は会議のため電話に出られない」「火曜と木曜は遅くなる」など、基本的な行動パターンはお互い把握しておくようにしましょう。そうしておけば、いざというときにすれ違いが続いて焦ることもありません。
また、子供がいる家庭の場合は、子供とはいつでもしっかりコミュニケーションがとれるようにしておきましょう。通い婚はどうしても一方に子育ての負担がかかりがちですから、定期的に子供と会う日を決めて、もう一方をサポートすると同時に子供の変化や悩み事に気づいてあげることが肝心です。
夫婦が別々の場所で暮らし、会いたいときに会う通い婚は、プライベートを充実させることができてストレスもなく、いつまでも恋人同士のような気分を味わえる新しい結婚スタイルといえます。通い婚に限らず、結婚のスタイルはさまざまで、夫婦は自分たちに合ったスタイルを選ぶ権利があります。
ただ、どのようなスタイルを選択したとしても何かしらの問題は出てきます。通い婚もそうです。そういった問題をできるだけ回避できるよう、あらかじめルールを決めておくことで結婚生活も上手くいくでしょう。
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