
晩婚の国際結婚カップル・インド系夫の実家はロンドン
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ビデオ通話で挨拶
夫はインドに来ていたご両親に結婚を前提にお付き合いしている人がいるので紹介したいと話しており、ロンドン・バンガロール・関西という距離があったのでまずはビデオ通話で顔合わせをし、ご挨拶することとなりました。
40代後半のカップルが本人たちの意思だけで結婚を決められないのはおかしいと感じるのは日本人の感覚であり、インドファミリーは何歳になろうとも両親の言うことが絶対なのです。ビデオ通話の画面越しとはいえ、ママが私を気に入らないといえば結婚は決まっていなかったに違いありません。
もちろん二人を無理矢理別れされるようなことはしないとは思いますが、結婚を許されないということは私たち二人にとっては一緒に暮らせないということになります。インドで生活をするには結婚して配偶者ビザを取る必要があったからです。
初対面のビデオ通話はそう長いものでなく、息子と知り合ってどれくらいなの? 仕事は何をしているの?ご両親はお元気なの?など短い質問があり、私は一つ一つ丁寧に答えていきました。夫の両親は長い間ヨガをやっていて、ママは文化センターなどでクラスも持っていたそうです。私がヨガ講師をしているということは二人にとって好印象だったようで、じゃあ、一度ロンドンにいらっしゃいということになりました。
いよいよロンドンへ
ビデオ通話の後は夫がご両親と話し合い、ロンドンに挨拶に行く日程を調整し、そのときに結婚式の打ち合わせもしようということがトントン拍子で決まっていきました。国際結婚を決めるまでに何年もかけたのに、ご両親とビデオ通話でご挨拶した1ヶ月後にはロンドンの実家に挨拶に行くという急展開に驚きながらも、私はヒースロー空港までの航空券を手配したのでした。
ロンドンで結婚式を挙げて欲しいというご両親の希望は聞いていたので、入籍準備のために、私はイギリスへ向かう前に結婚ビザを申請しました。
イギリスでは観光目的で入国した外国人とは婚姻届をだせないので、結婚を目的に入国するのであれば事前に結婚ビザが必要とだったのです。
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