
披露宴でそのまま使える!ウェルカムスピーチの例文とコツ
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ウェルカムスピーチのコツ
ここでは、新郎新婦にとっては話しやすく、ゲストにとっては聴きやすいウェルカムスピーチにするためのコツを4つ、紹介します。
ウェルカムスピーチは短くまとめる
ウェルカムスピーチは披露宴の冒頭に行うことが多いため、進行上、あまり長い時間を取らない方が良いでしょう。また、緊張がほぐれないうちに人前で長くスピーチをするのは大変です。それに、ゲストにとっても長すぎるスピーチを集中して聴くのは負担です。
一般的にウェルカムスピーチは1~2分間程度、原稿用紙1枚弱(300字程度)が望ましいといわれています。だれが聴いても内容がスムーズに頭に入るように、話す速度は通常よりも「ゆっくり」が良く、1秒あたり2~3文字とすると300字で100~150秒です。
人前で話すことが苦手な場合は、もっと短いウェルカムスピーチにしても問題はありません。必要最低限の内容に留めておくなら、30秒程度のウェルカムスピーチになるケースもよくあります。
ウェルカムスピーチのNGワードに気を付ける
結婚式には特別な「忌み言葉」があります。ゲストが忌み言葉を避けるのは礼儀として当然ですが、結婚する当事者の新郎新婦もNGワードを使わないように注意しなければなりません。結婚式のNGワードには「不幸・不吉をイメージさせる言葉」「別れをイメージさせる言葉」「重ね言葉」の3種類があります。
「不幸・不吉をイメージさせる言葉」としては「4(“し”が“死”に通じるため)」や「9(“く”が“苦”に通じるため)」が有名です。他には「終わる・おしまい・最後」や「散る・降る・倒れる・流れる」なども縁起が良くないとされています。また、意外にも「浅い・焦る・忙しい・痛い」、「冷める・とんでもない・短い」「破る・割る・悪い」といった言葉もネガティブな意味を含むため、NGワードなのです。
「別れをイメージさせる言葉」としては「別れる・離婚・離縁」はもちろんのこと、「切る・切れる・去る・出す」も知られています。その他には「断る・捨てる・ほどける・戻る」なども別れに通じるとされます。また、「冷める・飽きる・耐える・泣く」もNGワードです。
「重ね言葉」とは、同じ音の単語を繰り返して用いることです。繰り返すことが「結婚を繰り返す」をイメージさせるために結婚式ではタブーとされています。たとえば、「重ねがさね・たびたび・ますます・時々・だんだん・どんどん」などが重ね言葉です。また、重ね言葉と同様に「再婚」をイメージさせる「再び・また」も結婚式では使わない方が良いとされています。
ただし、後に続く言葉がポジティブな意味の場合、重ね言葉のタブーについてはそれほど気にしなくて良いという説もあります。ゲストに縁起を重視する人が多くいるかどうかを基準に、重ね言葉をどの程度控えるかを考えると良いでしょう。他の表現に言い換えられる場合は、できるだけそうした方が無難といえます。NGワードはここで紹介した他にもありますので、調べてみてください。
ウェルカムスピーチは事前に準備する
挙式直後や披露宴という非日常の機会では、短い内容であってもとっさに言葉が出てこなくなってしまう場合もあります。フォーマルな場だけに、言い忘れてはいけない内容を漏らすわけにはいきません。ウェルカムスピーチは必ず前もって原稿を作り、実際に読み上げて練習しておきましょう。読む速さと声の大きさ、滑舌などに注意すると聴きやすいスピーチになります。
カンペを用意する
しっかりと原稿を作って練習しておいた場合でも、披露宴では多くの人の前で緊張して、ウェルカムスピーチの内容を思い出せなくなってしまうケースもあります。そんな時、カンペがあれば落ち着いてスピーチをすることが可能です。最近ではカンペも演出の1つに取り入れるケースも増えています。
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