2024.2.21

マリアベールに関するあれこれ!

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ベールの選び方

ベールには長さや形、色みと種類が豊富にあることが分かりました。では、何を基準にしてベールのデザインを選べばいいのでしょうか?

1.会場を基準にする!
会場の雰囲気によってウェディングドレスやベールには最適なものがあります。ショートベールはカジュアルな結婚式に、ロングベールは厳粛で格式高い結婚式によく合います。
結婚式場を決めたら、プランナーの方に過去どんなベールを着用されてきたかた訊いてみてもいいかもしれません。

2.ドレスを基準にする!
クラシカルなドレスはロングベールが似合います。ミドルベールはどのようなドレスにもフィットしますが、腰に装飾品がある場合はNGです。腰や背中の刺繍や装飾品の良さを引き出すのはショートベールです。ショートベールは短いドレスの場合も映えます。

3.髪型を基準にする!
髪型に凝ったり、アクセサリーを付けたりするときは、フェイスアップベールがおすすめです。マリアベールを使用するときは、髪は低い位置で結います。アクセサリーもあまり盛らない方がシンプルかつ美しいです。

4.顔の形を基準にする!
丸顔の方は縦を意識してベールを着用しましょう。短い丈のベールを頭からすっぽり覆うタイプがおすすめです。逆に面長の方は横のラインを意識してベールを着用しましょう。顔の左右にワンポイントが入ったベールやふんわりと横に広がるタイプがおすすめです。気持ち下の位置につけるといいでしょう。

5.ベールアップしたいならフェイスアップをチョイス!
誓いのキスをする際に行うベールアップはフェイスアップタイプでは可能ですが、マリアベールではできません。マリアベールに顔を覆う部分がないからです。同様の理由から母親が花嫁に行うベールダウンもマリアベールではできません。

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ベールの付け方

ベールにはコームがついています。これを髪に差し込むだけでセット完了です。コームが髪に隠れず、見えてしまうときは、ヘアアクセサリーを利用しましょう。バックカチューシャはコームを隠すのに最適なアイテムです。しかし、ベールが長いと後ろからカチューシャが見えなくなるのに加え、負担になります。ベールアップを補助してくれるおすすめのヘアアクセサリーはマリアティアラです。クラシカルな雰囲気を出すことができます。ドレスによっては、アクセサリーを付けるよりもベールの結び目を変えることでオリジナルのスタイルを確立できます。

また、ベールの位置も重要です。ベールをどの位置につけるかで印象がガラリと変わります。頭の少し後ろにつけるトップが基本ですが、それよりも後ろ、後頭部あたりにベールを付けると大人っぽくなり、落ち着いた印象を与えます。一方で頭の前の方にベールを付けると、ボリューム感が増し、カジュアルでかわいらしい印象になります。

そもそもベールアップとベールダウンってなに?

ウェディングベールと関連した儀式としてベールアップとベールダウンがありますが、この2つの儀式は全く異なったものです。ベールアップは言葉通り、ベールをあげて花嫁の顔をあらわにすることです。挙式の誓いのキスの場面で新郎から新婦に行われます。ベールという壁を越えて、一緒に生きるという意味が込められています。一方でベールダウンは、ベールをおろす儀式です。控室で準備するときや、バージンロードを歩く前に娘のベールを母親がおろし、娘を悪いものから守ってくださいという願いがこめられます。

基本的にマリアベールではベールアップやベールダウンはできません。ですが、ベールを頭の上で仮止めしておき、儀式の時だけ仮止めしていた部分を解けば、マリアベールかつフェイスアップベールとして使用できます。教会の担当者の方と一度相談してみてください。

そんな人気のマリアベールですが、実は着用禁止の教会があります。マリアベールは顔を覆わないため、ベールアップやベールダウンができないからです。特にカトリック教は厳粛な決まりの多い協会が多いです。カトリックを信仰している方限定の場合やミサへの参加が義務付けられている場合もあります。教会にしっかり確認をとっておきましょう。

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感謝の気持ちを込めて☆サプライズのベールダウンや両親から問いかける誓いの言葉

披露宴や2次会ではベールはどうする?

儀式は終了していますので、取り外してもらって大丈夫です。ただ、ヘアスタイルが崩れてしまったり、場合によってはベールアウトに別料金がかかったりします。ロングベールを着用していたときは、移動が困難だったり、花嫁の顔がよく見えなかったりするため、披露宴や2次会では外すことをおすすめします。

ウェディングベールの用意の仕方

・オーダーメイド
細部までしっかりとこだわりたい方はオーダーメイドがおすすめです。自分だけの、自分に最も合った、自分の理想のベールを作ることができます。オーダーメイドなので名前の刺繍を入れたりできます。結婚式だけでなく、パーティ時にも着用するなら、結婚式はベールを購入する絶好の機会と言えるでしょう。

・手作り
実はウェディングベールは手芸初心者でも簡単に作ることができます。用意するのはレース生地の1つであるチュール、ミシン(針と糸)、装飾を施す場合はそのためのレースです。材料も少なく、制作工程も少ないのですぐにできます。一度作ってみてはいかがでしょうか。

・インターネット通販で購入
ネット購入の利点はなんといっても選択肢の多さです。バリエーションに富んだ様々なベールを見比べて購入することができます。ただ、ベールに対するイメージがあまり持てていないとなかなか決めることができなかったり、購入したけど思ったものと違ったということがあったりするかもしれません。実物を見ることができないことはデメリットです。購入したらコームがついてなかったなどの声も聞きます。

おすすめの髪型

マリアベールは本来髪をおろしているときに着用します。そのため、結婚式の際も髪をおろしたままで問題ありません。ですが、トップにボリュームがある髪型も可憐さがあります。髪がショートの方は、前髪にボリュームが出るようにするとグッドです。

髪型が決まらない時は、ヘアアクセサリーを決めておくと髪型を決める材料になります。近年人気を集めているヘアアクセサリーは、ラリエットです。ネックレスの留め具がないのがラリエットと呼ばれています。髪に編み込んだり、額に当てたりして使用します。ナチュラルな雰囲気にしたい場合は、花冠や王道ですがティアラがいいでしょう。

まとめ

ウェディングベールには大きく分けてマリアベールとフェイスアップベールがあることをご紹介しました。カトリック教の結婚式で目にすることが多いマリアベールですが、左右の装飾が美しく、花嫁であれば一度は被ってみたいあこがれの存在です。しかし、マリアベールとフェイスアップベールのそれぞれに特徴と目的があります。自分らしい理想のドレスアップにするためにぜひ今回のまとめをご活用ください。

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