二人らしさが光るおもてなしの演出
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結婚式会場でゲストがくつろぐスペースと言えば、ウェルカムスペースです。ウェルカムスペースは新郎新婦の想いでの品物を飾ったりしてゲストに喜んでいただける場所を演出できると良いのではないでしょうか。
新郎新婦共通の知り合いでない限り、お相手の方がどんな方なのかを知る機会にもなりますし、結婚式が始まるまでの時間を楽しんでいただくためにも、二人らしさを感じてもらえると良いでしょう。
おすすめのウェルカムスペース作り
ウェルカムボードはウェルカムスペースの看板的な存在です。お洒落に英字で名前を表示しても良いですが、親族など年配の方が参列される場合は日本語表記も一緒に付けておくと一目で自分の参列する結婚式の受付なのかが分かるのでおすすめです。
ウェルカムボードには前撮りで撮影した二人の写真を飾る方も多く、ボード周りにはウェルカム人形などキャラクターや二人が好きな雑貨や思い出の品物を置くと新郎新婦の個性が表現できて良いのではないでしょうか。
最近はボードを使わず、イニシャルのオブジェを置いて、花や風船などで飾り付けるなど、趣向を凝らした飾り付けが多く見られます。DIYなど、自分で作るのが苦手な方も100均などにも小物が豊富に取り揃えられているので、上手く活用してみても良いですね。
例えばウェルカムボードに前撮りなどの写真を使う場合に そのまま使うのではなく、セピアやモノクロの加工を施すことで、よりオシャレな仕上がりになります。
また、ゲストと一緒に仕上げるようなウェルカムボードなど、ゲストが参加できるので、喜んでいただけるのではないでしょうか。
このような、様々なウェルカムスペース作りの例を、9つご紹介します。
▽ウェルカムスペースのDIYについてはこちら
1.ウェルカム人形
参列者をお出迎えしてくれるウェルカム人形ですが、定番のキャラクターの人形は、当日の新郎新婦と同じ色やデザインの衣装を着せて2人の個性を出すのもおすすめです。
ボードを用意せず、特大のイニシャルオブジェを使い、お花やキャンドルを合わせてシンプルかつ洗練されたイメージにするのも素敵ですね。
人気があるのはバルーンアイテムです。会場内を華やかにしてくれますし、ゲストの方にお持ち帰りいただいても喜ばれるのではないでしょうか。
イベントの定番で使用されるガーランドは壁などにかけるだけでお洒落になるので、魅力の一つです。お花や木々が好きな方にはバケツやキャンドルを使い、しっとりとした雰囲気を演出してみても良いですね。
海好きな方はサーフボードを置いてビーチにいるような気分を味わうこともできます。
ガーデンウェディングが多い海外では定番のウェディングサインの看板。ジョーロに入ったお花などで装飾すれば、室内の会場でも使えます。
トランクの中に二人の好きなものを詰め込んでみる「ウェルカムトランク」も最近人気を高めています。
2.DIY
特に最近流行なのが、やはりDIYでウェルカムスペースを作ることでしょう。手作りといっても、様々な演出方法があります。
例えば旅行が趣味の新郎新婦は、二人で訪れた場所の思い出の写真を様々なフォトフレームに入れて、旅先で出会った人や物と写った写真を飾ってみると、楽しさや仲の良さが溢れてきます。
また、インターネットや100均のお店で購入できる「イニシャルオブジェ」ですが、ウェルカムボード代わりにウェルカムスペースにそのまま置いても素敵ですが、気に入った模様の紙や写真を貼ったり、ビーズやラメで装飾したり、アイアンシートなどを使ってビンテージ感を出すのも良いでしょう。
DIYは二人だけのオリジナルができますし、簡単なアレンジでお洒落になるので、苦手な方にもおすすめです。
3.遊び心
遊び心のあるものだと、列席者からゲストカードなどの代わりにジェンガにメッセージを記入してもらうという演出方法もあります。
また、黒板アートならほっこり感と手作りならではの温かみのある仕上がりにすることができます。周りには花などを飾れば、カジュアルになりすぎず、結婚式らしい雰囲気にもすることができますよ。
4.夫婦の得意分野
新郎か新婦のどちらかが、絵を描くのが好き・得意ということであれば、列席者全員の似顔絵を描いてボードに貼ったりすると、参列者にもとても喜んでもらえます。
挙式が始まる前に、新郎新婦のことを知ってもらうにはウェルカムスペースで上手く表現するのが一番です。
新郎新婦のことがわかるように、紹介するメッセージや似顔絵を飾れば列席者の方もウェルカムスペースでの時間を有意義に過ごしていただけます。
5.夫婦の好きなもの
花や木々が好きな方は生花をそのまま飾るのではなく、お気に入りの花屋で買い揃えたドライフラワーをメインにアンティークな雑貨を用意して、好みにコーディネートするのも楽しいですね。
新郎新婦から列席者へ向けて書かれたカードは喜んでいただけるでしょう。
6.植物
ウェルカムスペースに飾る写真は、ウッディなフォトフレームに入れることで自然な雰囲気を演出できます。グリーンをいっぱい飾ったウェルカムスペースは、フォトブースとしても大活躍します。
ナチュラル感を出すために、流木などを使えば、懐かしさも感じられるのではないでしょうか。
家にある雑貨や置物、新郎新婦の思い出の品を無造作に置いたり、ペンキで色を塗る場合もわざとムラを残すなど、未完成な感じも新鮮味があって面白いですよ。
7.ウェルカムトランク
両親から受け継いだ品など、ユーズドっぽいトランクに、新郎新婦の思い出の品や家族との思い出の写真などを飾れば、ご家族の方も喜ばれるので、おすすめの演出です。
トランクは新しい出発を想像させるアイテムでもあります。新しい家族との出発でもある結婚式にふさわしいアイテムだと言えます。
8.出会いのきっかけ
例えばテニスがきっかけで知り合った新郎新婦には、ホームセンターで様々な部材を買い揃え、テニスコート風のウェルカムボードを作れば、インパクトを出すことができます。
また、テニスボールには列席者から新郎新婦へのメッセージを書いてもらえば、大切な宝物になるでしょう。
9.写真映え
誕生日のお祝い等で家に装飾をする方も多いと思いますが、同様に壁に思い出の写真を貼ったり、部屋全体を装飾するアイテムは結婚式のウェルカムスペースにピッタリなので、取りいれる方も増えてきました。
ローマ字が入ったガーランドを使って新郎新婦の名前にしたり、メッセージを入れてもお祝いの席にはピッタリの装飾です。
ガーランドは空間を華やかに飾ってくれるので、写真映えすること間違いないでしょう。
▽写真を使ったウェルカムスペースについてはこちら
夫婦らしさが出るウェルカムスペース作り
以上、ウェルカムスペースは夫婦の好きなように作り上げることが可能ですし、参列者の方々が楽しんでもらえるスペースでもあります。様々な方法がありますので、夫婦で話し合って、どういう雰囲気にするか決めましょう。ただ、自分たちで色々アイデアを出す際は、必ず会場側への事前確認を忘れてはなりません。ウェルカムスペースにおけるサイズや危険性がないかなど、チェックする必要があります。
ウェルカムスペースでは、ゲストに楽しんでいただくだけでなく、ゲストに合わせたおもてなしをすると良いでしょう。例えば、友人に依頼して受付を済ませた方の写真をチェキなどで撮影して、新郎新婦にメッセージを書いてもらったり、ビデオカメラを用意してメッセージを録画するなど、記録として手元に残るのは思い出の品となるのでおすすめです。また、小さいお子様が入る場合はサインペン色鉛筆などを用意してお絵描きやぬりえを楽しんでもらうと喜ばれます。
ウェルカムスペースでできるおもてなしの2つの演出例