
結婚式のBGMにはどんな曲がおすすめ?シーン別の選び方とポイントは?
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歓談タイムは落ち着いたBGMがマナー
歓談タイムは、所要時間にして40分から60分程度と、他のシーンと比べると時間は長めにとっています。この時間は、ゲストにお食事を提供する時間なのですが、食事を終えたゲストが新郎新婦の元にお祝いの言葉を述べに足を運んでくれるなど、比較的自由なコミュニケーションをとることができます。
このシーンでは、ゲスト同士の会話を邪魔することなく、聴いていて耳に心地よいインストゥルメンタル系のクラシックを流すのが良いでしょう。ボーカルの曲をチョイスしても良いですが、その場合には音量を落としてゲスト同士のコミュニケーションを邪魔しないような配慮をするのがおすすめです。
お色直しは新郎新婦の個性を表現
お色直しは、新郎と新婦が友人などにエスコートされて一度退場し、再び退場するというシーンです。退場にはそれほど時間はかからないので所要時間は3分程度ですが、再入場の際には結婚式の後半がスタートするという合図もかねて、メリハリをつけられるような曲を選択するのがおすすめです。
お色直しの再入場でよく使われる定番の曲には、ディズニーで人気のBeauty and the BeastやPart of your worldなどがあります。その他にもディズニー系のポップな曲は人気が高いので、披露宴会場でもたくさんの曲を準備していることが多いようです。
キャンドル点火はクラシックなパンチを利かせたい
結婚式のクライマックスともいえるキャンドル点火のシーンでは、パンチがきいたドラマチックな曲を選択すると失敗しません。ここでは、メロディにパンチがあり、そして誰もが耳にしたことがあるような名曲を持ってくると良いでしょう。オペラなどを流すのもアリです。
所要時間は2分程度とそれほど長くはないため、選曲は1曲のみとなります。人気がある曲は、You Raise me UpやBeauty and the Beast、Baby I Love Youなどがあります。
両親への手紙はノーボーカルで
結婚式の最後には、新郎新婦から両親へ手紙を読むシーンや花束贈呈のシーンがあります。どちらも、式を最高に盛り上げてくれるシーンなのですが、手紙を読むシーンのBGMにする曲は、新郎新婦の声が曲によって邪魔されないように、ノーボーカルのインストゥルメント系の曲を選ぶのがおすすめです。
もしも大好きな曲が合ってボーカル付きの場合には、オルゴールバージョンなどを探して使うという方法をおすすめします。手紙を読むシーンで人気の定番曲は、キロロさんの未来へ、言葉にできない、などがあります。
一方、両親への花束贈呈では、一転してボーカルの言葉をゲストにシッカリ聞いてもらえるような曲を選ぶのがおすすめです。花束を君に、家族になろうよ、愛をこめて花束を、など、すべてのゲストが言葉を聞いて理解できる邦楽のボーカル曲を選ぶと失敗しません。
新郎新婦の退場には何を使う?
新郎新婦が退場する際にも、BGMは大切な要素となります。このシーンにピッタリなのは、二人の未来を象徴するような明るくてハッピーな雰囲気を持つ曲が良いでしょう。
所要時間は3分程度と短いので、何曲も選ぶのではなくて1曲のみをチョイスすることになりますが、おすすめなのは、幸せをフォーエバー、君と作る未来、などがあります。
送賓のシーンは所要時間が長いから曲は多めに選びたい
結婚式の最終シーンとなる送賓シーンにおいては、式に出席してくれたゲストを新郎新婦、そして両家揃ってお見送りをします。ゲストは退場の際に一言ずつお祝いの言葉を新郎新婦にかけてくれることが多いため、所要時間は5分から20分程度となります。
結婚式全体のテーマや雰囲気に合わせて曲を選ぶことが必要ですが、ゲストがそれぞれ結婚式の余韻をかみしめながら帰路につけるような曲をチョイスするのがおすすめです。人気のある曲には、ただありがとう、優しさに包まれたなら、Whateverなどがあります。曲数の目安は3曲から5曲程度なので、全体の雰囲気を合わせることも必要です。
みんなどうやって決めているの?