2023.12.25

【完全保存版】顔合わせの段取り|事前打ち合わせリストと当日の流れ

結納・顔合わせ基礎知識
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顔合せ当日の段取りリスト

顔合わせ当日、会をスムーズに進行できるように確認しておきたい段取りリストをご紹介します。顔合わせを行う際は、主役のふたりで行う準備もあれば、両家で相談して決めることもいくつかあります。準備の段取りと、当日の段取りを分けてリストにまとめておくといいかもしれません!

手土産は持参する?予算は?

手土産を持参するのか、その場合予算はいくらかなど、事前に両家で相談しておく必要があります。手土産を持参した場合は、当日会場に到着し、両家がそれぞれ着席して一息ついたところで、挨拶と共に手渡すのが一般的です。地元や出身地の名産品や季節の品、相手側の好物などが喜ばれるでしょう。手土産は会のスタートを良い雰囲気にするアイテムのひとつでもあります。持参する場合は両家の好みなどをリサーチし、ふたりの間で共有しておきます。また手土産も服装と同様に、品物の「格」を揃えるようにしましょう。そのためにも予算の相談が欠かせませんよね。顔合わせの手土産はだいたい3,000円~5,000円が相場ともいわれています。ちなみに、顔合わせの手土産は必須ではないため、持参しないのであれば、両家とも持参しないという形で統一しましょう。

費用は誰が負担するのか

当日、顔合わせの費用を誰が負担するのかを決めておきましょう。お金に関することですので、両家でトラブルを招かないようにするためにも、分担をはっきりとさせておくといいですよ。ちなみに、当日お会計の際に誰が払うのかを相談するのはあまり望ましくありません。スムーズに支払いを済ませ、良い気分で会を終えられるとベストです。顔合わせは主役のふたりの意向により親族を招いて行うケースが増えているため、ふたりで折半、もしくはどちらかが負担するというケースが多いようです。また、実際には女性が費用を負担しているという場合でも、男性とご両親の顔を立てるため、当日の支払いは男性にしてもらうというケースもあるようですね。あらかじめ費用の分担と、当日の支払いはどのように済ませるかなどをふたりで相談しておくといいでしょう。また、両家で出し合う場合も事前の相談が欠かせません。

進行はだれがする?

顔合わせの進行役は、主役のふたりが行うのが一般的です。家族の紹介などは、それぞれがリードし、全体の進行は男性が行うというケースが多いですよ。また、男性側の父親が行うというケースも中にはあるそう。進行は誰が行うのかも事前に両家で共有しておくといいかもしれませんね。また、既に両家の仲がよく何度も顔を合わせており、より和やかな雰囲気で顔合わせを行いたいという場合は、あえて進行役をつくらず、全員でリードしあうのも新たな形としていいかもしれません。ただ、進行役がいることでよりきっちりとした感じは演出できるので、結納に近い雰囲気で行いたいという方はふたりが進行を務めるといいでしょう。

当日の大まかなプログラム、流れを設定

当日の大まかなプログラムや流れを決めておきます。顔合わせは結納のようにしきたりや進行が決まっているわけではありませんので、プログラム構成は自由です。両家の意向を汲み取り、どのような雰囲気の会にしたいかによっても流れが異なります。ちなみに一般的に参考にされている顔合わせの流れはこちらです。

  • はじまりの挨拶(一般的には新郎が)
  • ふたりの簡単な自己紹介、お礼や挨拶
  • 家族紹介(男性側から)
  • 記念品の交換(婚約指輪のお披露目など)
  • 記念撮影
  • 乾杯(新郎の父親が一般的)、食事、歓談
  • 記念撮影
  • おわりの挨拶(新郎新婦)

あくまでもこちらは一般的な流れですので、取り入れたいプログラムがあれば自由に構成してみてもいいかもしれません。より結納に近い形で行いたい場合は、婚約セレモニーを取り入れるなど、演出も工夫することをおすすめします。

会場での席順

会場の下見で見た席をイメージしながら、席順のシミュレーションを行うことをおすすめします。ちなみに顔合わせ会場の席は入り口から遠く、落ち着いた雰囲気で食事や会話ができる席にしてもらいましょう。入り口や厨房の近くだと人の通りも多くなんだかせわしない雰囲気になってしまいます。できれば個室などが望ましいですね。また顔合わせでの席順のポイントはこちらです。

  • テーブルを挟み両家が向かい合う
  • 入り口サイドが新婦側
  • 入り口から一番遠い「上座」に新郎の父親、その向かいに新婦の父親
  • 入り口に一番近い「下座」に新婦、その向かいに新郎
  • それぞれの父親の隣に母親
  • その他に家族がいれば母親の隣に年長者から着席

当日の席順は上記のようになるよう、ふたりが両親や家族をエスコートしてあげましょう。四角テーブルでは両家が向かい合うように着席するので分かりやすいのですが、丸テーブルの場合は、入り口に一番近い下座に新郎新婦が着席し、その周りを囲むように四角テーブルと同じく着席します。入り口から一番遠い上座で両家の父親が隣り合わせになるよう着席していればOKです。席順をイメージしながら下見するといいかもしれませんね。

婚約指輪のお披露目、記念品の交換をどうするかを決めておく

結納で行われるような婚約指輪のお披露目や、記念品の交換を顔合わせに取り入れるケースも多くあります。顔合わせは食事や家族紹介、親睦を深めることがメインであるため、こうした演出は必須ではないのですが、結納の代わりとして顔合わせを行う場合には、婚約指輪のお披露目や記念品の交換を行うといいでしょう。両家の雰囲気もさらに良くなることと思います。また、婚約したことを改めて実感できる素敵な演出でもあるので、特に結納の代わりではないという方でもおすすめの演出ですよ。

もし行うのであれば、あらかじめ記念品の準備が必要になります。男性から婚約指輪を贈られるお返しに、女性側は婚約指輪の半額くらいの品を贈ります。スーツや腕時計などを贈る方が多いようです。また、婚約指輪はお披露目用とするのであれば、男性はネックレスや時計など、別に記念品を用意するのもありですよ。こうした記念品をどうするかなど、詳細は事前に打ち合わせが必要です。

結婚式の日取りやどんなスタイルにするのかを事前に打ち合わせ

顔合わせ当日は、結婚式の日取りを相談し、挙式・披露宴のスタイルを打ち合わせする機会でもあります。両家が同じ席に居合わせ、食事を通して同じ時間を共有するのはとても貴重な機会です。結婚式前にそう何度もある機会ではないため、事前に打ち合わせを行いましょう。結婚は両家の結びつきでもありますので、結婚式に対する両親の意向を聞くにはいいタイミングです。特に挙式のスタイルは宗教も関係してきますので、両家で意見を合わせておくといいでしょう。

顔合せ以降のスケジュール

顔合わせ当日の歓談中には、顔合わせ以降のスケジュールも伝えるといいでしょう。入籍日や同居のタイミングはふたりで相談し、顔合わせという機会を使って公式に入籍日や同居の日付を両親に報告します。新しい住まいを探している段階であれば、だいたいの予定を伝えるなどして、結婚式に向けてどういったスケジュールを予定しているのかを伝えるといいでしょう。電話やメールではなく、口頭で伝えることができるので、ぜひ顔合わせの機会を有効活用してみてくださいね。

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