2020.6.21

いただいた結納金は誰のもの?正しい使い道とは?|結納金の基礎知識

結納・顔合わせ基礎知識
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結納では、地域によっても異なりますが、7~9種類の結納品が用意されます。その中のひとつである結納金は男性の経済力を表すものであり、女性の結婚準備金として贈られてきたものですが、時代と共にその使い方に変化がみられるようになりました。結納で男性から女性に贈られた結納金はいったいどのように使われているのでしょうか。結納の歴史から、受取人は誰なのかといったことまで、結納金の使い道にまつわる習わしや傾向をご紹介します。

いただいた結納金、使い道はどうする?

そもそも結納金の意味や由来は?

元来、結納の品に現金はありませんでした。結納の始まりは、婚約の証として男性が女性の家へ酒肴を持参して宴を開いたことにあると言われています。時代とともに女性の嫁入り準備として、着物や反物を男性が贈るようになっていったものが現金となり、現在の結納金となっています。結納金に「帯地料」「小袖料」などと書く地域があるのはその名残です。

結納金については「なし」にしたいという人が増えている一方で、他の結納の品は省いても結納金だけは贈りたいとする人もいて、そのスタイルは多様化しています。

新郎側の家から新婦側の家へ贈られる結納金

結婚が家と家との結び付きという意味合いが強かった時代から結納は行われており、その背景から結納は家と家とで行われる婚約の儀式でした。従って、結納金も家から家へと贈られるものでした。ちなみに、関東では正式には9品目が結納品として男性家から女性家と贈られることが一般的です。長熨斗(ながのし)、目録、金包、松魚節(かつおぶし)、寿留女(するめ)、子生婦(こんぶ)、友志良賀(ともしらが)、末広、家内喜多留(やなぎだる)です。略式では7品目、5品目と長熨斗、目録、金包のみをセットにした3品目があります。

この中で金包が結納金を包んだもので、地域によっては御帯料、小袖料などとも記されます。略式での結納が増加したことから、結納=結納金というイメージにつながりやすくなってしまったようです。実際には、多くの結納品が男性から女性に贈られており、同様に女性から男性へも結納返しが行われてきました。

一般的には結納金は女性側の家へ贈られるもの

結納金は、男性の家から女性の家へと贈られる花嫁の衣裳代としての意味合いの強いものでした。現在の結婚式・披露宴においても、個人差があるとはいえ、衣裳代は女性の方が高額になる傾向があります。結婚式・披露宴にかかった費用は、ふたりがそれぞれに招待した人数や、誰のために使ったのかなどによって男性側と女性側の負担額を決めることが多いようです。そのため、女性側の負担が大きくなりがちです。

昔と今とでは使い道にも変化がみられますが、結納金の意味合いの中には女性側の金銭的負担を軽減させるという心遣いが含まれています。今では結婚式・披露宴はふたりの主催で開かれることが多くなりましたが、歴史的に結婚に係る様々な儀式は家が行ってきました。その名残として女性側の結婚に係る費用の負担を軽減させるために贈られる結納金は、今でも家から家へと贈られる形式が一般的です。

 

使い道は女性側の両親が判断する???

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