【和婚式】白無垢の挙式方法や白無垢に合う髪型・メイク・ネイル・コーディネート
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一生に一度の結婚式で、憧れの白無垢を着てみたい。しかしこの衣装に適した挙式スタイルや、メイクやネイル、髪型のイメージがまったく想像できないといった女性は意外に多いことだと思います。そこで今回は、結婚式に向けて白無垢の準備をするために、知っておきたい基礎知識をわかりやすく解説していきます。
白無垢の挙式方法
まずは、白無垢で結婚式を挙げようとする皆さんに、この衣装の特徴を紹介していきましょう。
白無垢とは
白無垢は、室町時代から着用され続ける最も格式高い婚礼衣装です。白無垢に組み合わされる綿帽子は、当時の女性が外出時に塵除けとして頭からかぶっていた着物の名残りであると言われています。心身の清浄や神聖な太陽、嫁ぎ先の色に染まるなどの意味が込められた「白」の衣装は、これからお世話になる新郎や新しい家族へのメッセージ的な役割を担います。
古い時代の日本では、肌が白いことが美人の条件とされてきました。そのため、真っ白な白無垢をまとうことにより美しい花嫁が更に引き立ち、本人の気持ちも神聖になれるところも、この衣装における大きな魅力です。
白無垢で挙式&披露宴を挙げる割合
当サイトの調べによると、近年の結婚式では10~15%ほどの花嫁が白無垢を着ている実情があります。多くの女性が選ぶウェディングドレスと比べると、この数字に対してとても低い印象を受ける人も多いことでしょう。しかしながら晩婚化により和婚の割合も上昇する近頃では、少し前の時代と比べて白無垢や色打掛といった和装を選ぶ花嫁も徐々に増え始めていると言われています。
白無垢を着ることのできる結婚式のスタイル
白無垢で挙げられる結婚式には、大きく分けて神前式・仏前式・人前式の3種類があります。日本で古くから行なわれている伝統的な神前式は、神聖な雰囲気の白無垢がとても似合う挙式です。このスタイルの式に欠かせない神殿は、神社だけでなく、大きなホテルや結婚式場などにもあります。
続いて仏前式は、仏教の教えに基づき、自分たちのご先祖様と仏様に感謝を捧げ誓いあげるという意味を持つ挙式スタイルです。一般的な仏前式は、自宅の仏壇やお寺のお堂前で、僧侶によって執り行われます。最後にゲスト全員に結婚式の証人になってもらう人前式は、場所や式次第なども自由に決められるスタイルです。高価な白無垢を用意する代わりに式場などの費用を抑えたい場合や、宗教にとらわれずカジュアルな雰囲気で挙式をしたい新郎新婦に、人前式は選ばれやすい傾向があります。
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白無垢を着て結婚式を挙げる方法
この衣装で結婚式を挙げるには、オーダーメイドもしくはレンタルで白無垢を用意する必要があります。オーダーメイドで作った白無垢は、将来生まれるお子さんのお宮参りで初着としてリメイクすることも可能です。ネットから利用可能な和服レンタル店が増えた近頃では、一生に一度しか着ない白無垢をわざわざ「買う」のではなく、手軽に利用可能な「借りる」選択をする新郎新婦も多いと言われています。
白無垢の購入・レンタル費用の推移
当社調べによると、結婚式で白無垢準備にかかる費用平均は、5~6年前ぐらいから徐々に上昇してきています。この背景には、先ほど少し触れた和婚ブームの影響が大きく関係していると考えられます。またInstagramなどの普及により、映える婚礼衣装を求める新郎新婦が増えたことも、この推移に少なからず関係していると捉えて良いでしょう。
白無垢を着るときに必要なもの*