
ドライフラワーの作り方やアフターブーケの魅力
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結婚式のブーケを「アフターブーケ」として残したい人もいるのではないでしょうか。結婚式が終わった後は、ブーケの花が少しずつ枯れて行きます。枯れて行くというのは、あまり良いことではありません。そのため、枯れて行くブーケを見ると悲しくなる人もいるでしょう。
アフターブーケとして残すためのドライフラワーの作り方を確認しておきましょう。
- 目次
ドライフラワーにしなければいけない理由
アフターブーケは、生花をドライフラワーにすることから始まります。生花のままで残したいという人も多いでしょうが、生花のまま残すことは不可能です。
その理由として、生花は「生きている花」だからです。生きているものをそのまま残し続けることは不可能なのです。
しかし、少しでも長持ちさせたいと考えるのは当然です。そこでおすすめしたいものが、ドライフラワーです。
ドライフラワーだと、枯れた花を残しているというイメージの人も多いでしょう。しかし、ドライフラワーをインテリアに活用する人も多いことを知っていますか。
実際に枯れているような雰囲気があるので、あまり明るいイメージを持てない人も少なくありません。しかし、生花をドライフラワーにすることで違った楽しみ方ができるのです。
ある意味では、ドライフラワーは大人の楽しみ方と言ってもいいでしょう。
ドライフラワーは「ただ枯れた花」というわけではありません。花を枯らすことと、ドライフラワーを作るのはまったく異なるからです。
ドライフラワーの作り方
ドライフラワーにするための方法は、いくつかあるので注意してください。作り方によって、完成までの日数や必要な道具なども異なってくるのです。
もっともポピュラーな方法が「自然乾燥」です。
日光が当たらない場所、風通しが良い場所で茎を1本ずつに分けてさかさまにつるすことで作れます。ブーケのままさかさまにしても、理想のドライフラワーにはならないので注意しましょう。
茎を1本ずつ分けることで、花の中の水分が抜けていきます。環境によっても異なりますが、早ければ1週間、遅くても2週間でドライフラワーが完成します。環境によっては、もう少しかかる場合もあるので気をつけましょう。
つるし方は自分のやりやすいようにして構いません。一般的には輪ゴムで束ねて画鋲で留める人、輪ゴムなどで結んでフックやハンガーにかける人が多いです。
二つ目の方法は「シリカゲルの利用」です。
水を吸収する乾燥材のことを「シリカゲル」と言います。敷き詰めたシリカゲルの中に、花を並べるだけでドライフラワーが完成します。期間としては、最短と言われていて1週間前後で完成するようです。
自然乾燥とは異なり、発色が良く花が最良の状態でドライフラワーにすることができます。綺麗なドライフラワーを作りたい人は、シリカゲルで作るのがおすすめです。
シリカゲル自体は、通販やホームセンターで簡単に購入できるので安心してください。
三つ目の方法は「水の利用」です。
5cm前後の少量水に花を挿しておくことで、自然蒸発をさせることができます。徐々にドライフラワーに近づけることができるので、比較的やりやすい方法と言えるでしょう。
ただ、この方法はすべての花に対応しているわけではありません。花びらが重なっているもの、小花系などの花しか上手くいかないので注意してください。
ドライフラワーの魅力
ドライフラワーにすることで、アフターブーケとして楽しむことができます。ドライフラワーの魅力と言えば「長く楽しめる」というものでしょう。
生花の場合は、残念ながらすぐに枯れてしまいます。しかし、ドライフラワーであれば花を長く楽しむことができます。
残念ながら、ドライフラワーであっても永久的に残るわけではありません。ドライフラワーの寿命は花にもよりますが、2ヶ月から3ヶ月が目安であり、長持ちしたとしても1年程度と言われています。
長持ちしても1年程度なのに、なぜアフターブーケを作る人が多いのでしょうか。それは、結婚式の余韻を少しでも長く感じていたいからでしょう。新婚家庭にとって、結婚式のブーケは大切な思い出です。
思い出の品を少しでも長持ちさせたいと思うのは当然なのでしょう。
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