結婚式のエスコートカードを手作りしたい!作り方のポイントは?
アプリで記事を保存・購読
エスコートカードとはどんなカードがご存知ですか?結婚式場には、たくさんのゲストを迎えるためのテーブルが並んでいて、ゲストたちは指定されたテーブルに座ります。
日本の結婚式場では、各ゲストはテーブルが指定されているだけではなく、座る席も決められているため、席次表を見て自分が座る場所を確認し、そこの席に着くというスタイルとなります。エスコートカードは席次表とよく似た役割をしていますが、席次表のようにテーブルは指定されているものの、座る場所は決められていません。
そのため、ゲストは決められたテーブルの中で、どこに座るかを自分で選ぶことができるのです。席次表とエスコートカードとでは、席が決められているかどうかという点が大きく異なります。
エスコートカードのメリットとデメリット
通常の席次表ではなくてエスコートカードを使うことには、メリットもあればデメリットもあります。
もしも結婚式でエスコートカードのシステムを導入する場合には、メリットとデメリットのどちらも理解した上で採用することをおすすめします。
エスコートカードの1つ目のメリットには、席次表のようにシンプルで味気ないものではなく、一つ一つのゲストへ渡すカードなので、アイデア次第でオシャレなものが作れるという自由度があります。
手作り感のある結婚式にしたい時などにはおすすめのアイテムと言えるでしょう。
2つ目のメリットには、エスコートカードの素材やデザインを工夫すると、そのままゲストが持ち帰ることができるプチギフトにもなるという点があります。
エスコートカードにはそれぞれのゲストの名前を入れたり、お菓子やブーケなどにすれば、ゲストが持ち帰って楽しめるアイテムにもなります。
3つ目のメリットは、ウェルカムスペースを華やかに演出できるという点があります。
ウェルカムスペースには、一般的にウェルカムボードを使って飾りつけをしますが、場合によっては華やかさに欠けてしまうことがあるものです。しかし、そんな時でもエスコートカードを準備しておけば、ウェルカムスペースを華やかな空間へと変身させることができるでしょう。
4つ目のメリットは、作る側の新郎新婦に優しいという点があります。
席次表の場合には、誰か一人のゲストの名前を間違えてしまうと、全部印刷のやり直しとなってしまいますが、エスコートカードならゲスト一人一人に渡すものなので、間違えてもそれ一つを修正すればOKです。
エスコートカードには、いくつかデメリットもあります。考えられる1つ目のデメリットには、ゲストの受付にかかる時間が長くなる可能性があるという点です。
エスコートカードは、結婚式場に到着したゲスト一人一人に手渡しで渡しますが、人数が多いとカードを探してゲストに渡す作業に時間がかかってしまいます。もしもエスコートカードを採用する際には、受付の他にエスコートカードを担当する友人を何人かスタンバイしてもらうと安心です。
2つ目のデメリットには、アレルギー食など特別食を準備する場合には、テーブルだけが指定されていて席が自由だと、食事の提供で時間がかかってしまう可能性が考えられます。
席に子供がいる場合なら、誰が子供食になるのかは一目でわかるものですが、アレルギー食となると、結婚式のサーバーが該当するテーブルに聞いて回らなければいけません。そのため、特別食の数が多い場合には、エスコートカードの中で席も指定するのが良いかもしれません。
エスコートカードには、いくつかのタイプがあります。
まず1つ目には、テーブルだけを指定して席は自由というもの、2つ目はテーブルと席をエスコートカードで指定するというもの、そして3つ目には、エスコートカードと一緒に席次表を渡すというものがあります。
席次表に慣れているゲストにとっては、エスコートカードだけを渡されてもなかなか自分の席を見つけるのに苦労してしまうかもしれません。そんな時には、エスコートカードでオリジナリティや華やかさを演出しながらも、出席するゲストが分かりやすい席次表も一緒につけると良いでしょう。
また、各席でアレルギー食など特別食が必要な場合には、エスコートカードでテーブルだけでなく席も指定するのがおすすめです。
手作りのエスコートカードとは?