結婚式の演出のひとつリングドッグ♪愛犬と叶えた記念に残る演出☆

リクエストが増えている結婚式の演出のひとつリングドッグ。愛犬と一緒に結婚式に出たい、家族の一員として記念に残る演出に参加させてあげたいという新郎新婦のリクエストに応えてくれる会場も少しずつ増えてきているようです。まだ前例が多くはないリングドッグを実際に成功させた新郎新婦の体験談。予測不能のハプニングは実は予測範囲内です！

リングドッグの衣裳は着慣れたバンダナ

チャペルで結婚式をするならば、11年間一緒に過ごしてきた大切な家族でもある愛犬にリングドッグをしてもらいたいと願っていました。プランナーにご相談したところ、小型犬であれば可能とのことでした。そこから準備が始まります。私たちはこちらでリングドッグができるということをギリギリで知り得ましたので、特別な衣裳は用意せずに、普段から着け慣れているバンダナを着用させることに。フランスのレース生地で作っていただいたバンダナですので、結婚式でも映えました。

リハーサルを待つ愛犬をプランナーが撮影♡

こちらは、私と父が当日リハーサルをしているときに、プランナーのスマホで撮影していただいた1枚。まるで愛犬がふたりを見守っているかのように見えます。私のお気に入りの1枚です。リングドッグの演出ができる会場は増えてきているとは耳にいたしますが、会場によっては前例がなく戸惑われることもあるようです。ご希望の方は早めにご確認になって、可能ならば愛犬を会場に何度か連れて行って慣らしてあげたいですね。

リングドッグの前撮りショット！

そして、結婚式の当日前撮りのときの写真です。優しく見守ってくださるスタッフの方々。私たち新郎新婦を目掛けて一生懸命に走ってくる愛犬の様子がよく撮れている1枚です。バージンロードを愛犬が予定通り進んでくれるかどうか、予期せぬ行動をしないかどうか、手を貸す必要があるかといったことを推し量るためにもリハーサルは重要です。

愛犬と迎賓ができるというサプライズ

私の愛犬は人見知りをせず、吠えないため、予定に入れておりませんでしたが、スタッフの計らいで迎賓の役目も務めさせていただきました。こうして愛犬の様子を見て、その子に合わせてできそうなことを増やしていただけたことはとても嬉しく思いました。ゲストにとっても家族にとっても、また私にとっても大きなサプライズです。

リングドッグ登場！入場の瞬間です

私たちの挙式も順調に進行いたしまして、さて、いよいよ、リングドッグの登場です。愛犬を抱えてくださっている当日のキャプテンには頭が上がりません。人と同様に丁寧に対応してくださり、愛犬を入場口中央のポジションへと心を込めて案内してくれています。何が始まるのかと後ろをのぞき込むゲストの姿も何だか微笑ましいです。

ハプニング☆リングドッグが寄り道！

えっ、まさかの寄り道！焦るキャプテン。新郎新婦と私の父はヒヤヒヤです。ゲスト席に人が大勢いたことをはじめ、先ほどとは会場の空気感が異なっていることを敏感に察知したからなのでしょうか。すぐにでも祭壇前から愛犬を迎えに進み出たい気持ちをこらえて、愛犬が私たちに気付いて真っ直ぐこちらへ向かってくれるようにと心から強く願っておりました。

バージンロードを歩くリングドッグ

愛想を振りまきながら歩いてくれています。そんな姿を見てほっとしました。愛犬を上手く誘導してくださったキャプテンや温かく見守ってくださったゲストの方たちに感謝です。リングドッグとして登場するなり起きた、思いがけないハプニングのおかげで場が和み、新郎新婦の緊張感も解きほぐれました。愛犬に感謝です。ハプニングにも焦らず、祭壇前で待っていて正解でした。

またハプニング！父を見つけたリングドッグ

あともう少しというところで、新郎新婦の存在よりも先に、式場の最前列に座っていた父の存在に気が付いてしまったようです。かわいい瞳に見つめられていつもなら父も私もかけていってすぐさま抱き寄せているところです。今日ばかりは、リングドッグという役をもう少しで遂行できると愛犬を信じて応援の気持ちを送り続けました。

リングドッグの任務完了☆指輪を新婦へ

やっと新郎新婦の元へ。新郎がキャッチ。新郎と愛犬は面識があるので、嫌がることもなく抱きかかえられています。愛犬の首にリングを忍ばせておりました。リングドッグをする場合はリボンに指輪を通すなどして愛犬の首に巻き、届けてもらうという演出にされる方が多いとお聞きしました。リボン以外にも装飾をされる場合には、指輪を取り出しやすいことも考慮して用意されることをおすすめします。

新婦にもハプニング！指輪が出せない！

愛犬から指輪を預かろうとしているところです。しかし、なかなか指輪が取り出せません。リハーサルではスムーズでしたのに、焦る新婦。みんなが注目しています。焦れば焦るほど上手くいかないものですから落ち着いて丁寧に…。予期せぬハプニングがこんなところでも発生してしまいました。それでも愛犬と一緒だからなのか笑顔でいることができました。

リングドッグは最高の思い出です

大役を果たしたあと、父に抱えられ、私たちの指輪の交換を見守る愛犬。新婦から一番近い席で見守ってくれてます。私の晴れの日に一緒に過ごせたこと、写真をたくさん残せたこと、結婚式の場を和ませてくれたこと。そして、スタッフたちのご配慮で、親族の集合写真にも入れていただいたこと。愛犬家にとってリングドッグは最高の思い出となりました。愛犬を連れて行くことが出来て、本当に良かったです。