結婚式の人気ペーパーアイテム、100の質問

ペーパーアイテム100の質問の作り方

基本データを最初に盛り込むとして、100の質問は面白くなければ最後まで読んでもらえない可能性があります。そのため、質問は選りすぐりのものを用意し、手抜きせずに回答も準備していきましょう。同じ質問でも聞き方を工夫すると回答を読むのが楽しみになりますし、意表をついた回答ならどんどん先を読みたくなってしまうものです。

ただし、一つひとつの質問はあまり長くならないように気を付けましょう。回答もあれこれ書いてしまうと読むのに時間がかかって面倒になってしまうことがあります。テンポよく読み進めていってもらえるようにすると、時間つぶしのつもりが思わぬ楽しい時間となるはずです。

基本データ以下は、簡単な項目に分けて記載すると読みやすくなります。大きく分けると、基本データから一歩踏み込んだ人となりについての質問が次にくるようにしましょう。
例えば、自慢できる特技や長年続けている趣味、好きなアーティスト、また、好きなキャラクターなども人気の質問です。好きな作家などを載せると、意外と読書好きであることをわかってもらえるかもしれません。

性格については、自分が思う自分の長所と短所、そして相手から見た長所と短所を併記すると違いが出て面白くなることがあります。子ども時代のことなら、自分の記憶と一緒に両親のコメントを載せてみるというのも良いアイデアです。

小さい頃の夢というのも読んでいて微笑ましいものですし、思い描いていた通りの職業に就いていて頼もしく思ってもらえることもあるでしょう。
それから、学生時代に呼ばれていたあだ名や頑張っていたスポーツなども挙げられます。披露宴開始までに全部読めれば、宴自体をより一層楽しむことができるはずです。

しかし、何といっても結婚式ということで二人の馴れ初めやのろけをふんだんに入れておくと楽しくなります。まずは、二人がどのようにして出会ったかという質問を入れましょう。そして、どのようにして生涯のパートナーという存在にまでなっていったのかがわかるような質問をつなげていきます。

印象に残っているエピソードがあれば盛り込み、プロポーズの場所や言葉、その返事なども入れておきたい質問です。お互いのチャームポイントや相手を何と呼んでいるかという質問も入れておきましょう。

二人の馴れ初めについてなら、初めて出会った場所や日時、どんなシチュエーションだったかなどを細かく質問していきます。せっかく二人の結婚式に来てくれたゲストに呼んでもらうのですから、ここは思い切って詳細まで公表してしまいましょう。

もちろん、お互いが一目見てどんな印象を持ったかについても質問します。第一印象は最悪だった、などという場合は、それがどんな経緯をたどって好印象に変化し、なぜ将来のパートナーとなるに至ったのかをみんなに知ってもらうと良いでしょう。

決め手になった一言や思わず出た印象的な態度なども入れながら質問とともに二人の結婚へのストーリーを辿っていってください。それから、相手の好きな所や、ここだけはちょっと治してほしいという部分も入れてみます。合わせて、相手は自分のどこが好きだと思うかといった質問を載せてみると対比がわかって面白いものです。

後は、今後の自分たちの将来についての質問をしてみます。近いところでいえば新婚旅行を予定している新郎新婦もいるでしょうし、早速新居を建てるという計画を持っている場合もあるでしょう。新居が既にあれば自慢のスペースを写真付きで紹介してみるのも良いのではないでしょうか。

そして、どんな家庭を築きたいと思っているか、また、子どもについての希望や10年後の二人がどんな風になっていたいと思うかも聞いてみます。20年後、30年後、そして老後についても質問してみます。どんな老夫婦になっていると思うかなどという質問は、自分たちが老後に読み返しても絶対に楽しめるはずです。

それから、新郎新婦お互いへのメッセージを載せておきましょう。両親への感謝のメッセージも忘れないでおきたいものです。

ペーパーアイテム100の質問はユニークに

100の質問を読んでクスっと笑ってもらうには、ユニークな質問が欠かせません。ユニークさを出すにはさまざまなパターンが考えられますが、新郎新婦の事ばかりではなく、ゲストを巻き込んでしまうというのも意外と楽しいものです。
例えば、両親以外で子どもの頃にお世話になった人や自分の弱みを握っている人などはいないでしょうか。そんな方に、性格についての質問でも良いですし、夫婦円満の秘訣を聞いてみるというのも良いでしょう。

100の質問に自分の名前が出てくると驚くかもしれませんが、一緒に参加している気分になれて楽しさが増すものです。ごく親しい人ばかりがゲストという披露宴なら、「今日のゲストでお金を一番貯めてそうな人は？」などという質問も楽しいのではないでしょうか。

また、「本人には言ってないけど憧れている人は？」というのもよさそうです。ゲスト同士の話しが弾むきっかけになりますし、きっと思い出に残る唯一無二の披露宴になることでしょう。

ただし、ゲストを巻き込む場合は、相手に不快な思いをさせないようにすることが絶対条件です。何気なく聞かれて答えたような不用意な回答をそのまま載せてしまうのは避けるようにしましょう。
また、特にゲストの人数が少なめな場合には、ごく一部のゲストだけを巻き込むか、全員を巻き込むかのどちらかにすると当日の雰囲気も良くなります。ゲストに楽しい時間を過ごしてもらうのが一番なので、これらの点には十分に配慮するようにしましょう。

また、ゲストを巻き込む以外にも、ユニークな質問はたくさんあります。「相手の弱点(急所)はある？」「これまで秘密にしていたことは？」「この際懺悔しておきたいことは？」などはいかがでしょうか。面白い回答があるのなら是非載せておきたい質問です。

その他にも「相手の機嫌を取る時にすることは？」というのも、二人の仲の良さが現われるので良い質問です。いずれにしても、100通りもの質問を投げ合うわけですから、自分たちもよりお互いのことを知ることができますし、何よりもゲストの皆さんには新郎新婦のことをとても詳しく知ってもらうことができるはずです。