2022.7.8

大人として心得ておきたいマナーの一つ、金封を包む「袱紗」。慶事と弔事で使い分けよう

結婚式のマナー
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結婚式では何色の袱紗を使うの? 使うシーンに合わせた色選び

金封は主に冠婚葬祭で使います。結婚式以外にも出産祝いや入学祝、お葬式や法事などのときにも金封を使います。冠婚葬祭は主に「慶事」と呼ばれるお祝いにまつわるものと、「弔事」と呼ばれる不幸にまつわるものに分けられます。袱紗も慶事用と弔事用の二種類があるのです。

1.慶事用は明るい暖色系

まず結婚式など慶事の際に使う袱紗は、暖色系の色合いのものを使うのが一般的です。赤やピンク、ゴールド系の色合いの袱紗となります。リボンが付いたものやパールが付いたものなどであれば華やかさがあるため、黒の袱紗でも問題はありません。ポイントは「華やかな色合い」であることです。

花柄や鶴、亀といったおめでたい柄の袱紗もよいですね。結婚式であればおしどりや鳳凰といったつがいの鳥が描かれたものもおすすめです。

2.弔事用は黒や紺などの寒色系

黒や濃い緑、紺、藍色といった寒色系の袱紗は弔事用となります。総じて色合いが濃いものは弔事用と考えるとよいでしょう。同じ黒でも飾りが付いているものは華美であると考えられるため、弔事では避けた方が無難です。
弔事では一般的に柄がないものを選びますが、蓮や菊、蘭といった花の刺繍程度であれば問題ありません。

3.オールマイティーに使える濃い紫

慶事でも弔事でも使える袱紗が濃い紫です。一般的に袱紗といえば濃い紫を思い浮かべる人も多いでしょう。ただ柄があると慶事もしくは弔事に限られることになるため、濃い紫の袱紗を選ぶ時には無地の物を選ぶとよいですね。
大人として一枚は持っていると重宝しますよ。

4.袱紗がないときにはハンカチで代用を

袱紗がないからといって、金封をそのままカバンに入れていくのは避けたいですよね。このような場合はハンカチを代用品として使うことができます。結婚式でご祝儀を包むときには、袱紗の選び方と同じように華やかな色柄のハンカチを選ぶとよいでしょう。

華やかと感じても蓮や菊、蘭の図柄は弔事用と考え避けましょう。しわしわのハンカチや折り目がついたハンカチは避け、代用とはいえアイロンをかけてきれいに整えてから使うようにしましょう。

気になるマナーって?

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