2022.7.8

内祝いの手紙の書き方や注意点について

結婚式のマナー
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覚えておきたいマナーについて

お祝いごとの手紙で重要視されているのは「句読点をつけない」ということです。句点をつけないことで読みにくくなる部分もありますが、句点をつけると「区切りや終わり」を意味するため、あまり縁起が良いとは言えません。
そのため、内祝いの手紙などお祝いごとに関する文面では句点などをつけないように気をつけてください。基本的に、句点をつけない文章の方が珍しいので、無意識のうちに句点をつけていたという人も多いです。

文章の中で気をつけたいことは、句点だけではなく言葉にもあります。終わる、流れる、破れる、壊れるなどの忌み言葉や重ね言葉などは避けるようにしましょう。
内祝いの手紙は、先述したように使ってはいけない言葉などが多くあります。そのため、普通に手紙を書く何倍もの神経をすり減らす人も多くいます。
しかし、ポイントを押さえておくことで失敗のない内祝いの手紙を書くことができるのです。

内祝いの手紙で意外と失敗しやすいのは、関係性で分けずに書いてしまう人がいることです。例えば、友人と上司、この二つの関係性で同じ文面だったらおかしいと思いませんか。
上司に内祝いの手紙を書く場合は、普段以上に改まった文章で書くようにしてください。上司に対しての手紙で失礼があった場合、今後の関係性に影響する可能性もゼロではありません。

年齢が上であればあるほど、人はマナーについて厳しく見る傾向があります。些細なミスで、自分自身の評価を下げないためにも、しっかりマナーのある文面にしてください。

逆に友人や親戚には、どちらかと言えば改まった文章ではなく柔らかさを意識するようにしましょう。特に、友人に対しては堅苦しさが強く出てしまうと距離を感じてしまう人もいるようです。
失敗がないように改まった文章で書くのが正解ではありますが、臨機応変に文章を使い分けて書くようにしてください。

そして、意外とうっかりしがちなこととして「ハガキは避けるべき」というものがあります。ハガキで手軽に御礼状を送る人もいますが、実は失礼になってしまうのです。
「お礼を手軽に済ませる」というのは、誰であってもあまり良い気分にはなりません。そのため、ハガキではなくしっかりと便箋を使って内祝いの手紙を書くようにしてください。

ただ、親しい間柄であればハガキでも問題ないようですが、お礼に関してはあまり略式でしない方がいいのではないでしょうか。

▽お礼状に関するマナーはこちら

結婚式後のお礼状の書き方は?マナーや送る相手別例文

手紙は先に送るべき?品物と一緒にするべき?

マナーについて勘違いをされやすいのが「手紙を先に送るべき」という考えです。できれば内祝いの手紙の後に、お礼の品物を贈るという方法が良いのですが、これは「絶対にこうしなければいけない」わけではありません。

他にも、相手が喪中の場合はどうするべきか悩む人も多いでしょう。年賀状などは喪中の相手には送らないのが一般的ですが、内祝いの手紙は「お礼」を伝えるためのものなので、基本的には喪中の相手でも送って構いません。
注意したいのは「お慶び申し上げます」などの言葉は、内祝いの手紙に入れないようにしましょう。御礼状自体を送るのは構いませんが、相手が喪中だと分かっている場合は、普段以上に言葉遣いに気をつけるようにしてください。
またお礼の品物に関しては四十九日を過ぎてから贈る方が良いと言われています。

内祝いの手紙などは、基本的にお祝いの品を頂いてから1週間以内に出すのがマナーと言われています。ただ、さまざまな事情ですぐに対処できない場合も珍しくありません。
そんな時は、電話などでお礼を伝えて品物がいつ届くのかなどを伝えておくようにしておきましょう。その際は、内祝いの手紙に「遅れて申し訳ない」というお詫びの言葉も添えるようにしてください。

例文をそのまま使うのはマナー違反?

初めて内祝いの手紙を書く場合、マナーや言葉選びなどで悩む人も多いでしょう。インターネット上には、どうやって書けばいいのかなどの例文が記載されているので参考にしてください。
ただ、気をつけたいこととして例文そのままを使わないようにすることです。例文をそのまま使ってしまうと、感謝の気持ち自体が薄れてしまいます。
文章のスタイルを参考にして、自分の言葉で手紙を書くようにしましょう。

慣れていない人は「失礼があったら申し訳ございません」など、手紙を送った際に一言添えておくと故意ではないことが伝わるのではないでしょうか。特に、若い世代の人は堅苦しい文章に触れる機会が少ないことから、マナー違反になっている部分があります。
改まった文章に触れる機会が少ないからこそ、過剰に「きちんとしなくてはいけない」という気持ちが先走ってしまい、マナー違反の手紙になってしまうようです。

インターネットの普及によって、さまざまなことが調べられるようになりました。内祝いの手紙の書き方についても、書き方の説明やポイントを紹介しているところは多くあります。
「自分なりの丁寧な手紙」を書くのではなく、しっかりと相手に感謝の言葉が伝わるマナーを守った内祝いの手紙を書くようにしましょう。

友人、会社の同僚、先輩、後輩、親戚など、さまざまな人間関係があります。すべての人に同じ文章を書くのもNGではありませんが、関係性によって書き方を変えることでより一層感謝の気持ちが伝わるのではないでしょうか。

自分の書いた手紙に忌み言葉などが含まれていないか、インターネット上でチェックできる便利ツールもあるので、そういったものを活用して言葉の間違いがないかを調べて見るのも良いのではないでしょうか。
ただ、便利ツールは無料で使えるものばかりなので、正確性に欠けるものもあります。そのため、便利ツールだけに頼るのはあまりおすすめできません。

ある程度、自分でも確認をした上で活用する程度で考えておくようにしましょう。便利ツールだからと言って、すべての忌み言葉などに対応していない場合もあるので注意してください。

内祝いの手紙について早めに考えておこう

結婚が決まった場合、結婚式のことだけではなく、内祝いの手紙についても早めに考えておきましょう。ある程度文章を決めておくことで、スムーズに手紙を出すことができるからです。
結婚後は生活環境なども大きく変わるため、なかなか手紙だけに時間を割くことができません。そのため、早めに文章を考えておく人も多いようです。ある程度の文章を考えておいて、関係性によって使いわけるという人も少なくありません。

忙しくなるからこそ、早めの準備を心掛けるようにしてください。あと、どうしても内祝いの手紙を考えきれない人は、旦那さん、奥さん、ふたりで考えてみてはいかがでしょうか。
夫婦でお祝いを受けているのですから、お礼の手紙もふたりで考えることで悩みも軽減されるのではないでしょうか。

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