結婚式,披露宴

2017.8.1

結婚式と披露宴ってなにが違うの?披露宴で行われることとその意味

結婚式・基礎知識
farny
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結婚式と挙式、それと披露宴の違いについて聞かれたらどう答えますか。結婚式に初めて出席する人にとっては結婚式も挙式も披露宴も全くイメージできなくて当然です。でも、せっかく招待された結婚式や披露宴ですから、どういったことが行われているのか、また、その意味などについて予備知識を付けてから出席したいですよね。ここでは、結婚式と挙式、そして披露宴の違いや進行などについて基本的な知識をご紹介します。

結婚式と披露宴ってなにが違うの?

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結婚式とは

結婚式とは、新郎新婦が神前や仏前、人前において、新郎新婦が夫婦となることを誓うセレモニーです。

  • 日本伝統の神前式や仏前式
  • チャペルや教会で行われるキリスト教式(教会式、チャペル式)
  • 宗教や思想などにとらわれずに、ゲストに対して夫婦になることを誓う人前式

の4つの形式で主に行われています。いずれの結婚式の進行においても夫婦の誓いや指輪の交換などが行われています。

挙式とは

「式を挙げる」と書いて「挙式」です。つまり、「結婚式を挙げる」ことを指しています。結婚情報を紹介する雑誌やWEBサイトなどでは、挙式と結婚式は似たような意味合いで使われていることが多いようです。

披露宴とは

披露宴は、結婚して夫婦となったふたりをゲストにお披露目する宴席です。食事をしながらふたりと一緒に祝福の時間を過ごします。来賓や友人の挨拶、乾杯、余興やふたりらしい演出が進行に組み込まれたパーティーで、2時間~3時間程の予定となっていることが多いようです。

別途、パーティーとして二次会を開くこともあります。披露宴には挨拶などの儀式の要素が多分に含まれますが、二次会ではゲームなどを中心とした比較的カジュアルなパーティースタイルになることが多いようです。

4つの挙式スタイル

結婚式,披露宴

日本における挙式には4つのスタイルがあります。

神前式

まずは神前式です。神社、または式場やホテルの神殿で行われ、新郎新婦の衣裳は和装で、新婦は白無垢姿、新郎は羽織袴姿が定番です。最近では色打掛姿や引き振袖姿で式に臨む新婦も増えています。三三九度の杯や玉串奉奠などに代表される日本伝統の儀式が美しいと、改めて注目されています。雅楽の生演奏や参進(花嫁行列)の演出を追加すると一層和婚らしくなります。神前で夫婦となることを誓います。

仏前式

仏前式も日本古来の挙式スタイルです。仏前にて新郎新婦が出逢った縁に感謝し、来世での縁をも誓います。新郎新婦どちらかの自宅の仏前で執り行われることが多いのですが、菩提寺などでも行われます。式は僧侶によって進められ、念珠の授与や焼香などが行われます。衣裳は神前式と同様に和装が基本です。

教会式・チャペル式・キリスト教式

教会式・チャペル式・キリスト教式は、ほぼ同義で使われています。まず、教会とチャペルの違いから詳しく紹介しましょう。週末などに礼拝が行われるなど、信者のために建てられたのが教会であるのに対して、チャペルは式場やホテルに併設された結婚式専用の建物です。

キリスト教式で結婚式を行う場合、挙式の会場によって教会式、チャペル式と呼び分けています。なお、チャペルでは人前式が行われることもあります。牧師や神父によって式が進められ、新婦父と新婦によるバージンロード入場、誓いのキス、挙式後のフラワーシャワーやブーケトスなどをイメージする人も多いでしょう。新婦はウェディングドレスであることが一般的です。演出によっては聖歌隊による讃美歌斉唱などで雰囲気を盛り上げることもあります。

人前式

人前式は、新郎新婦の自由な意思に基づいて行われる結婚式です。場所や進行に決まりはありませんが、ゲストに対してふたりが夫婦の誓いを立て、ゲストがその誓いを承認するという流れが主に取り入れられています。新郎新婦の衣裳にも決まりはなく、和婚風にもキリスト教式風にもアレンジすることが可能です。ゲストが参加できるスタイルであることも含めて、近年人気の高い挙式スタイルです。

披露宴の由来

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披露宴とは、夫婦となった新郎新婦をゲストに披露する宴席。お披露目パーティーという意味です。

元来、男性が女性の元へと通う通い婚が一般的であった頃、3日連続で通うと結婚したとされ、女性の自宅で家族や親戚にふたりを夫婦として紹介する席が設けられていました。その後、男性が女性を嫁として迎え入れる嫁入り婚へと変わってからは、夫の自宅に家族や親戚を招いて祝宴を開き、結婚したことを披露するようになりました。

時代を経て、結婚が家同士のものではなく個人の自由意思によるものになり、さらにはホテルや式場が登場して海外のスタイルを取り入れた結婚式や披露宴をプランニングしてくれるようになりました。そのためパーティーの要素を多分に含んだ現在のような披露宴のスタイルが一般的になっています。

披露宴も結婚式もしないというカップルもいますし、結婚に対する考え方も多様化しています。その中で、結婚式や披露宴が儀式や風習として今もなお行われている理由を考えてみましょう。夫婦となったことを大勢の方がお祝いしてくれることを実感できることはふたりにとって特別な喜びであり幸せです。法律上夫婦となったことを縁のある人々に知ってもらうことの大切さを実感するひとときでもあります。SNSなどで結婚を知らせることで済ませることも可能な時代だからこそ、リアルに祝福してもらうことの喜びが求められているのではないでしょうか。

披露宴ってどんなことをするの?

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披露宴は2時間~3時間、婚礼のコース料理を味わいながら様々な演出とともに進行します。

来賓や友人の挨拶や乾杯、ケーキ入刀やお色直しによる入退場、キャンドルサービスやフォトサービス、ゲストと楽しむクイズや余興、花嫁の手紙などが代表的な演出です。

華やかな雰囲気で披露宴が進む中、新郎新婦はメインテーブルと呼ばれる会場の前方にあるテーブル席で過ごします。

ゲストは演出などの間にふたりの席へ行って写真撮影をしたり話をしたりすることができます。写真撮影ではプロのカメラマンを新郎新婦が依頼していることが多いのですが、スマホなど手持ちのカメラでゲストがそれぞれに思い思いのシーンを撮影してもOKです。

ゲストの衣裳はフォーマルが基本です。しかし新郎新婦より派手な衣裳やウェディングドレスを連想させるような白のドレスなどはNGです。ゲストの席は基本的に指定されていますが、同じテーブルにはお互いに話がしやすい人の席となっている場合がほとんどですので、懐かしい話でテーブルごとに盛り上がることもあります。

披露宴が終わったら新郎新婦が扉の外で待機し、会場から出てくるゲストひとりひとりにお礼の言葉をかけながらプチギフトを渡すお見送りをすることが一般的です。そのため、披露宴が終わってから最後のひとりが新郎新婦のお見送りを終えるまでには20分以上かかることもあります。帰りの便などで帰りを急ぐようであれば、早めに会場を出るように気を付けるか、新郎新婦へ事前に連絡しておいて先に出してもらえるように頼んでおきましょう。

結婚式はセレモニー、披露宴はパーティーと考えて

結婚式と披露宴は、儀式と祝宴、セレモニーとパーティーというイメージの違いがあります。新郎新婦にとっては、挙式前までは婚約者同士、挙式で夫婦となり、披露宴で夫婦となった姿をお披露目してお祝いしてもらう、という意味合いになります。入籍をすでに済ませている場合でも、形式上は同じ意味合いで進行していきます。ゲストとしても、それぞれの意味を理解して結婚式や披露宴に臨むことで、友人としてより一層感慨深く感じるはずですよ。