2022.7.8

入籍する前に決めておこう!婚姻届けで結婚後の本籍地を変更できる!

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法的に結婚するためには、役所に婚姻届けを提出します。婚姻届は全国共通のフォーマットがあり、結婚する人の氏名や住所、本籍地などを記入するわけですが、この本籍地は、実は入籍のタイミングで変更できることはご存知ですか?

ここでは、入籍する前に決めておきたい本籍地の変更についてご紹介します。

目次
  1. そもそも本籍地って何?
  2. 本籍地はどこに変更したら良いの?
  3. 本籍地は変えなければいけないのか?
  4. 戸籍謄本や抄本はどんな時に必要?
  5. 本籍地を変更するメリットとは?
  6. 本籍地を変更するデメリットは?
  7. 本籍地を変更するやり方
  8. 本籍地の変更に伴って必要となる手続きには何がある?
  9. 自分の本籍地を忘れてしまった!どうしたら良い?
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そもそも本籍地って何?

日本には、戸籍というシステムがあります。戸籍は全国各地にあるいずれかの役所で保管されているわけですが、この保管されている場所を本籍地と呼びます。本籍地は、個人的な理由で自由に変更することができるため、結婚するタイミングで変更しなければ一生変更できないというものではありません。
しかし、入籍のタイミングで本籍を変更することができるので、パートナーと話し合って共に変更することが可能です。

本籍地がどこにあるかは、普段の生活の中では特に重要なことではありません。戸籍謄本や戸籍抄本を取り寄せる際には、本籍を保管している役所に問い合わせて取り寄せなければいけませんが、遠方からの申請に郵送で対応している所がほとんどなので、本籍地から遠く離れた所に住んでいるからといって、それほど不便を感じることはないでしょう。

本籍地は、住民票を取り寄せる時に本籍地として記載されたり、パスポートなどにも本籍地が記載されます。普段の生活においてはそれほどニーズが高い書類ではないため、基本的にはどこで保管していても問題はありませんし、現在住んでいる住所でなければいけないということもありません。

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本籍地はどこに変更したら良いの?

本籍地は、入籍のタイミングで変更することが可能です。婚姻届けに本籍地を記入する場所がありますが、ここに移したい住所を記入すると、そこへ本籍を移すことができます。戸籍謄本を取り寄せる時に本籍地の住所が必要になるので、適当な住所を使って忘れてしまうというのは困りものですが、覚えやすい住所なら、基本的には自分たちとあまり関係がない住所でも問題はありません。

結婚のタイミングで本籍地を変更する際には、いくつかのパターンがあります。1つ目は、二人で暮らす新居の住所です。これは、マイホームを購入した場合に多い方法です。賃貸のアパートで暮らしている人でも、本籍地をそこに移すことは可能ですが、すぐに引っ越してしまうような住所だと、後から忘れてしまう可能性が高くなるので注意してください。

2つ目のパターンは、結婚相手の実家へ本籍地を移すという方法です。結婚相手の実家に本籍地を移すと言っても、それまでの戸籍が消えてなくなってしまうというものではないので安心してください。戸籍謄本および戸籍抄本は、日本国籍を持っている人なら一人ずつ管理されています。

結婚相手の実家に戸籍を移すというと、相手の家族の戸籍に自分を追加してもらうというイメージがあるかもしれませんが、そういうわけではありません。自分の戸籍を相手の実家と同じ住所に変更するというもので、結婚相手の実家の両親の戸籍に自分の名前が追記されるというわけではありません。

3つ目のパターンは、二人の思い出の場所に移すという方法があります。基本的に本籍地は、日本全国どの住所を指定しても問題がありませんし、そこに人が住んでいてもいなくても関係ありません。2人が大好きなテーマパークの住所を本籍地にする人もいますし、覚えやすい東京タワーやスカイツリーの住所を本籍地として使う人もいます。

覚えやすさで本籍地を決める人はとても多く、東京なら皇居、大阪なら大阪城というように、ランドマーク的な施設の住所を本籍地に指定することも可能です。

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本籍地は変えなければいけないのか?

入籍をするタイミングで、本籍地を変更する人はたくさんいます。しかし、変更しない人も少なくありません。例えば、自分が生まれた時の本籍地を結婚後もそのままキープする人は多いですし、両親がそこに住んでいなくても、本籍地はずっと同じ住所でもOKです。

戸籍謄本を直接取りに行ける利便性を求めるなら、住んでいる場所に近い本籍地の方が便利ですが、日常生活の中で戸籍謄本や戸籍抄本が必要となるケースはそれほど多くないため、変更する必要性が出たら変える、というスタンスの人もたくさんいます。

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戸籍謄本や抄本はどんな時に必要?

戸籍は、本籍地を管轄している役所から取り寄せることができます。基本的なプロセスは住民票の取り寄せ方と同じなのですが、住民票は住んでいる場所を管轄している役所で取り寄せるため、基本的には役所に足を運んで取り寄せるのが一般的です。

戸籍謄本や抄本でも、住んでいる住所を管轄している役所が保管していれば、足を運んで取り寄せることができますが、足を運べない距離の場合には、郵送で対応してもらうことになります。多くの場合、郵送で取り寄せる際には、郵便切手などを手数料として送るなどの対応方法となりますが、直接役所に足を運んでサッと取り寄せたいという人にとっては、郵送での取り寄せは少し面倒だと感じるかもしれません。

戸籍謄本や抄本は、住民票ほど必要になる頻度は多くはありません。しかし、人生の中ではいくつかの場面で必要になることはあります。例えば、パスポートを申請する際には戸籍謄本が必要になりますし、結婚して銀行口座やクレジットカードの名前変更をする場合にも、旧姓と新姓の両方が反映されている本人確認のための書類が必要です。

運転免許証を持っていれば、それで代用できますが、持っていない場合には戸籍謄本が必要となるため、取り寄せなければいけません。

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本籍地を変更するメリットとは?

入籍のタイミングで本籍地を変更するメリットは、いくつかあります。1つ目のメリットは、これから長い人生を共に歩むパートナーと同じ本籍地にするということで、結婚に対してより真剣に向き合うことができますし、家族なのだという意識を強く持つことができます。

2つ目のメリットは、住んでいる場所の住所を本籍地にすれば、戸籍謄本の取り寄せが簡単になるという点があります。戸籍謄本が必要になるケースはそれほど多くはないものの、必要な時にサッと役所に足を運んで取り寄せられるということは、大きな安心感ですし、時間と手間の節約にもつながるでしょう。

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本籍地を変更するデメリットは?

入籍のタイミングで本籍地を変更することには、デメリットもあります。どんなデメリットがあるのかを理解した上で、納得して変更するようにしましょう。1つ目のデメリットには、その人が亡くなった時に遺族がいろいろな役所から戸籍を取り寄せなければいけないという点があります。

本籍地の保管は、Aという住所からBという住所へ変更した場合、Aでこれまで保管されていた戸籍データが抹消されるわけではなく、Aには「Bへ転籍しました」というデータが追記されます。そして、Bに新しく戸籍データが追加されることになります。

将来、自分が亡くなった時には、残された遺族はその人が生まれた時から死ぬ時までの戸籍を全ての役所から取り寄せなければいけません。1カ所だけ、2ヶ所だけならまだしも、何度も変えていると遺族はすべての役所から戸籍を取り寄せることになるため、膨大な手間と時間がかかってしまうのです。

2つ目のデメリットは、万が一結婚生活が離婚に終わった場合には、また本籍地の変更をしたくなってしまうかもしれないという点があります。もちろん、本籍地は何回変えても問題ないので、離婚の際には元の本籍地へ戻すことも可能です。
しかし、そうした作業が面倒だなと感じる人は、結婚のタイミングで本籍地は変更せず、将来的にニーズが出たらその時に変更するというスタンスでいるのが良いかもしれません。

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本籍地を変更するやり方

結婚するタイミングで本籍地を変更したい時には、婚姻届けの提出と合わせて転籍届を提出する必要があります。婚姻届けに好きな本籍地の住所を記入して提出しても、自動的に反映されるというわけではありません。

転籍届は全国どの役所でも対応してもらうことができますが、届け出を提出する際には役所に置いてある転籍届の用紙を記入した上で、戸籍謄本を添付しなければいけません。そのため、婚姻届けの提出と同じタイミングで本籍地を変更するなら、事前に戸籍謄本も取り寄せておく必要があるでしょう。

また、転籍届の提出では、届け出をする人の印鑑も必要です。認印でもOKなので、役所に足を運ぶ際には持参してください。

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本籍地の変更に伴って必要となる手続きには何がある?

本籍地を変更したら、それに伴っていくつかの変更手続きが必要となります。一般的には、本籍地が記載されている公的書類で変更の手続きが必要で、例えばパスポートや運転免許証などがあります。こうした公的書類は、本籍地の変更手続きをしないまま使っていると、無効となってしまうリスクがあります。そのため、できるだけ早いタイミングで変更手続きをする事をおすすめします。

パスポートと運転免許証は、結婚して名前が変われば、自然と変更届が必要となります。そのため、何回も足を運んで変更手続きをするよりは、姓の変更と本籍地の変更の手続きを1度にまとめて行うのが効率的です。

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自分の本籍地を忘れてしまった!どうしたら良い?

本籍地を変更した場合、結婚相手の実家など分かりやすい住所に変更した場合には、忘れてしまって思い出せないということはないかもしれません。しかし、思い出の場所に本籍地を変更してしまうと、後から思い出せなくなってしまうことがあります。

その場合には、戸籍が表示されている住民票を取り寄せれば、そこに記載されているので安心してください。また、戸籍の変更が反映されている運転免許証を持っている人なら、警察署や運転免許センターで確認することも可能です。
本籍地は、ウッカリ忘れてしまわないような住所を選ぶことが必要ですし、もしも変更した場合には、忘れないようにどこかにメモしておくと良いでしょう。

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