2022.7.8

結婚記念日のプレゼントに悩んだら、年ごとの意味にちなんだ贈り物がオススメ!

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年数ごとの結婚記念日の意味

「銀婚式」や「金婚式」など、結婚してからの年数によって、結婚記念日には名前が付けられています。これは主にイギリスの習慣が日本に伝わったものです。イギリスでは結婚後1年から15年までは毎年、その後は5年ごとに名前が付けられており、それぞれに意味が込められています。

結婚1周年は「紙婚式」です。まだ新婚気分が残る1年目は、結婚生活がスタートしたばかり。何も書かれていない白紙のような状態といえるでしょう。
プレゼントは紙にちなんだアイテムがおすすめです。手帳やアルバムなどのペーパーアイテムのほか、日頃の気持ちを手紙にしたためて贈るのも喜ばれるでしょう。

2周年は「綿婚式」です。まだ結婚して2年しかたっていないため、ふわふわとした綿のような柔らかい絆しか結ばれていないことを表現しているといわれています。また贅沢を戒め、質素倹約を旨として堅実な家庭を築いていきましょうという意味も込められています。
プレゼントにはコットンのハンカチやシャツなど、綿製品がいいでしょう。

結婚まもない紙婚式・綿婚式では贅沢をせずに、つつましやかな贈り物で記念日を祝う風習があります。

3周年は「革婚式」です。「3年目の浮気」という言葉がありますが、倦怠期を迎えやすい時期です。皮のような強靱な絆で結ばれることを願って名付けられたといいます。
プレゼントには財布や鞄など、革製品を選ぶとよいでしょう。

4周年は「花婚式」です。結婚生活も4年目を迎え、これまで二人が蒔いてきた種が育ち、花を咲かせる時期であることを意味しています。植物は地面に根を張って花を咲かせることから、安定した結婚生活を象徴しているともいえるでしょう。

また花だけでなく、これからはさらに成熟して実を結ぶように…との願いから「花実婚式」と呼ばれることもあります。この年のプレゼントには花束がぴったりです。旦那様から奥様へのプレゼントとして、花をモチーフにしたアクセサリーなども喜ばれるでしょう。

5周年は「木婚式」です。5周年という節目ですが、実はこの時期は倦怠期に陥りやすく、離婚率が高いことで知られています。木のようにしっかりと根を張り、どっしりと安定した夫婦でありますようにとの願いを込められて命名されたのでしょう。
観葉植物や木製の食器や小物など、木に関連するアイテムを贈ると記念になります。

6周年目は「鉄婚式」です。5年の節目を超えて6年目を迎えた二人が、鉄のように強靱な絆で結ばれることを意味しています。鉄のフライパンや鍋、ゴルフのアイアンなど、鉄にちなんだ品物をプレゼントするのがおすすめです。

7周年目は「銅婚式」です。銅は腐食しにくく安定した金属であることから、安定した夫婦関係・家庭生活を象徴しています。プレゼントには銅製のタンブラーやマグカップ、鍋、やかんなど、銅で作られたアイテムがいいでしょう。

8周年は「青銅婚式」です。イギリスでは、結婚8年が過ぎて経済的にも安定してきたこの時期に、青銅をプレゼントする風習がありました。
青銅は銅と錫の2つの金属を混ぜ合わせて作られます。2つの要素が混ざることで強靱かつ美しくなることを、8年目を迎えた夫婦の関係に重ねて名付けられたのでしょう。

また、時代によって生活習慣が変化するにつれて名前も変わってきており、「ゴム婚式」や「電気器具婚式」と呼ばれることもあります。ゴム婚式はゴムのように伸縮性に富み、弾力のある家庭生活を表現しています。電気器具婚式は、結婚時に購入した電化製品の買い換え時期を迎えることから名付けられたといいます。

いずれの呼び方も、結婚8年目となり経済的にもややゆとりが出てくる時期であることを表しています。強く美しい貴金属を使ったジュエリーや最新の電化製品など、少し値段の張るものを贈るのもいいでしょう。

9周年は「陶器婚式」です。10周年を目前に控え、改めて夫婦関係について考える時期です。たとえ強い絆で結ばれた二人であっても、夫婦関係にはデリケートな一面があります。陶器のように二人の関係にひびが入ったり、割れたりしないように、お互いを大切に思いやりましょうという戒めが込められています。

イギリスでは結婚9周年には食器などの陶器製品を贈り合う風習があります。夫婦茶碗などおそろいの陶器を、二人で選んで購入するのも素敵です。

10周年は「錫婚式」です。「錫」は美しく柔軟性のある金属です。美と柔らかさという2つの美徳を忘れずに、お互いを思いやる関係であるようにとの願いから名付けられました。タンブラーや箸置き、花器、アクセサリーなど、錫製の贈り物を選ぶのがおすすめです。

11周年は「鋼鉄婚式」です。はがねのように固い絆で結ばれた二人を象徴しています。鉄やステンレス製のキッチン用品や、ゴルフクラブなど金属製のアイテムを贈りましょう。

12周年は「絹婚式」です。「麻婚式」とも呼ばれます。きめ細かく織り上げられた絹や麻のように、些細なことにも気遣いを忘れない夫婦であるよう願って名付けられました。
プレゼントにはシルクのスカーフやパジャマ、麻のスーツ、キッチンリネンなど、絹や麻を使ったアイテムがいいですね。

13周年は「レース婚式」です。レースのように美しく繊細な愛を表現しています。また真っ白なレースのように、初心に戻って素直な気持ちで接するようにとの願いも込められているそうです。
プレゼントにはレースのショールやレースを使った洋服などのファッションアイテム、レースのテーブルクロスなどがおすすめです。

14周年は「象牙婚式」です。象牙は象のキバのことですが、子象から大人の象へと、年を重ねるにつれて年輪が美しい模様となり、太く育っていくため、年を経るほどに価値が高まっていきます。年月を重ねてきた二人の絆が、象牙のように美しく安定するようにとの願いが込められています。

象牙は高級品としてアクセサリーや印鑑などに使われてきましたが、現在では動物保護の観点から取り引きが規制されており、手に入れるのが難しくなりました。
象牙の箸や印鑑、アクセサリーなど象牙製品をプレゼントするのも良いのですが、象牙製品にこだわらず、長く使えば使うほど味がでるアイテムを選ぶのも、賢明な選択ではないでしょうか。使うほどに味が出る革製品や手に馴染む道具類、陶器作家が手がける焼き物など、長く愛着をもって使える製品がオススメです。

15周年は「水晶婚式」です。15周年の節目となる結婚記念日は、パワーストーンとしても知られている水晶の名前がつけられています。水晶のように曇りなく、純粋な信頼で結ばれている様子を表現して名付けられました。
ブレスレットやネックレスなど、水晶を使ったアクセサリーがおすすめですが、15周年を祝って二人で旅行に出かけるのも思い出深い記念になるのではないでしょうか。

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