2023.6.23

【ご指導ご鞭撻】~よく聞く締めくくりの言葉の正しい意味は?例文も含めてご紹介*~

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yuimaru
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プロジェクト打ち上げ時のスピーチで

<例文>
「このプロジェクトで多くのことを学ばせていただいて、本当にありがとうございました。今後ともご指導、ご鞭撻を賜りますよう、どうぞよろしくお願い申し上げます。」

誰かに何かを教えてもらった時

<例文>
「この度は、○○について細かくご教示いただきまして誠にありがとうございました。今後ともご指導ご鞭撻のほど、何卒よろしくお願い申し上げます。」

「ご指導ご鞭撻」の言い換え表現

「ご指導ご鞭撻」は少し固い印象のある言葉なので、いくつか言い換え表現を知っておくと便利です。

ご指南

指南とは、武芸などを教え示すこと、指導することという意味です。
剣道や空手といった武道や、演奏や美術といった芸術分野に対して使います。
「指南」は「教え導くこと」で「ご指導」と似た意味で使います。

<例文>
「分野について経験が浅い部分もありますので、ご指南いただけますと幸いです。」
「武道家に憧れ入部いたしました。ご指南のほどよろしくお願いいたします。」

お導き

「お導き」は指導をお願いするときや指導に感謝するときに使う「ご指導ご鞭撻」に比べてやわらかい表現です。
導くとは、目的の場所まで連れていくという意味です。教えを乞うと同時に、目標達成に力を貸してほしいという気持ちを込めることができます。

「優勝を目指してお導きいただけますようお願い申し上げます。」
「〇〇の件ではお世話になりました。今後もお導きのほどよろしくお願いいたします。」

ご教授

“教授”は、具体的、かつ高度な学術的な知識に対して用います。 “教え示す”を意味する“ご教示”と混同しやすいのでご注意ください。「教授」は「教え伝える」の意味で用いられ、「ご教授」とすると特に「学問や学術的な知識・技能を伝える」意味になります。教えてもらったことに対して過去形でも使える表現です。

<例文>
「このたびは、弊社の社員にビジネス学をご教授いただき、ありがとうございました。次回もよろしくお願いします。」

「ご指導ご鞭撻」の間違った使い方

「ご指導ご鞭撻」は、目上の人や経験豊富な先輩の指導・鞭撻を敬い請う表現です。そのため自分を主語にした使い方はNGです。
また、これからに向けた挨拶の意味合いが強いので過去形での使用は相手に違和感を与える場合もあります。状況に応じて言い換えるなどして上手に使いましょう。

具体的な指導を求める時*

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