結婚挨拶で女性が男性の実家へ行く際のマナーは？服装や当日の流れを確認

結婚挨拶にふさわしい服装とは？

ワンピースがベスト！丈やカラーに注意

ワンピースは他の洋服よりも正装の意味合いが強いものであり、結婚挨拶に適しているアイテムです。
極端に丈が短いなど、肌の露出が多すぎるものは避け、オーソドックスなパターンのものを選ぶといいでしょう。
カラーも、原色や重すぎる色、ギラギラと光を反射するものは避けたほうが無難です。
もちろん、ワンピースでなければいけないというわけではありません。
ツーピースやパンツスタイルでも選ぶデザインや色を間違えなければ好印象を与えることはできます。
大人としての品性を保ちつつ、自分に合う服を選びましょう。

靴は脱ぎ履きがしやすく品のあるものを

着ていく服が決まったら、次は靴を選びましょう。
ここで気をつけなければならないのは、歩いたり脱ぎ履きをしたりする際にもたつかないものを選ぶことです。
たとえば、ワンピースにはヒールのある靴を合わせたくなりますが、彼の実家の門口が砂利や土の場合、ヒールは適していません。
また、彼の実家が座って脱ぎ履きできるところとは限らないので、足首や甲のところに留めなければならないストラップがある靴も避けたほうがいいでしょう。

デザインや色は「品のよさ」を重視して選ぶと安心です。
ポイントトゥよりもアーモンドトゥやスクエアトゥ、紫やオレンジよりも黒やベージュなど、極端に主張が強くないものを選びましょう。

バッグやアクセサリーなどはブランド品を控える

服と靴に合わせるアイテムは、ブランドよりもデザインを重視しましょう。
普段はブランド品を愛用していても、結婚挨拶の際は避けたほうが無難です。
ブランド品は社会的な地位や豊かさを表現する一方で、金銭面で堅実ではない印象を与えてしまう可能性もあります。
とくに、海外のハイブランドに対しては厳しい目を向ける人が多いのが実情です。
だからといって、チープなものを選べばいいというわけではありません。
ある程度の価値が感じられるものを持っているほうが、社会人としての信頼度は上がります。

普段からバッグを持たず、お財布と携帯電話だけをポケットに入れて持ち歩くという人もいるでしょう。
しかし、何かを取り出すときに、ポケットに手を入れるのはあまり格好いいものではありません。
結婚挨拶に行くときはバッグを持っていくのが望ましいでしょう。
アクセサリーは特段、着けなくても問題ありません。
どことなく全体のバランスが悪いときには、華美になりすぎないよう調整して着けましょう。

ロングヘアの場合はシンプルにまとめる

結婚挨拶では、相手の表情がよく見えることが重要です。そのため、長い髪をバサリとおろしていくのは避けたほうがいいでしょう。
巻いたり崩したりといったアレンジのやりすぎも禁物です。誠意を表情で伝えられるよう、できる限りシンプルにまとめましょう。

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結婚挨拶当日の流れを知りたい

食事の時間を含むスケジュール例

結婚挨拶の後に、食事を行うことを予定している場合、彼の実家に行く時間は食事開始の時刻から遡って決めましょう。挨拶は短時間で終わることは稀であり、1時間以上の時間を要することがほとんどです。そのため、午前10時～11時頃に彼の実家へ到着し、その後に挨拶と談話を行った後、12時頃から食事をします。食事の時間は、彼の実家であれば1時間、飲食店であれば2時間程度であることが多いでしょう。

結婚挨拶は、最初に本題から入って後に談話するケースと、談話をしたのちに本題に入るケースがありますが、食事の前には本題まで話しておくのがベターです。基本的には彼が本題を話すことになるため、どのタイミングで話すのか事前に相談しておきましょう。食事後には、今後の日程などについての話があるかもしれません。結婚式や新生活の開始時期などを決めている場合は、その旨も彼の親に了承してもらい、退出します。ここまででおおよそ4～5時間をみておきましょう。

食事を予定していないスケジュール例

食事の予定がない場合は、昼食時や夕食時を避けて訪問するのがベターです。彼の実家で一通りの家事や昼食が済んだ午後1時～2時頃を目途にするといいでしょう。食事の予定がないといっても、挨拶だけして帰るというわけではありません。多くの場合は、お菓子やお茶とともに談話の時間も設けることになります。そのため、2時間程度の時間は必要だと考えましょう。