結婚式にかかる平均費用はどのぐらい？挙式スタイル別で費用は違う？

結婚式の場所によってかかる費用は違う

結婚式にかかる費用は、挙式だけを行うのか、それとも挙式に続けて披露宴も行うのかによって、かかる費用は大きく変わります。挙式だけを行う場合なら、かかる費用は式場へ支払う費用5万円～20万円程度に加えて、衣装のレンタル代やオプション代だけで済みます。

また、結婚式を行わずに記念写真のみを撮影するフォトウェディングの場合も比較的リーズナブルで、こちらはドレスのレンタル代やヘアメイク込みでも10万円以下のパッケージが多くなっています。

結婚式を行う場所の中でも、かかる平均費用がリーズナブルな傾向にあるのはレストランウェディングです。新郎新婦がお気に入りのレストランを貸し切って行うウェディングで、人前式ウェディングを行い、ゲストには美味しい料理を堪能してもらうことができます。レストランによって収容できるゲストの数や料理の価格は異なりますが、40人のゲストを招待した場合だと、かかる費用の平均は約195万円程度が相場となります。

結婚式場やホテルで行う結婚式は、挙式に慣れたプロがサポートしてくれるので、新郎新婦にとっては自分たちで一からプランニングする必要がなく、完成度の高い結婚式をパッケージとして購入できるのが魅力です。かかる費用は、招待ゲストの数が60名程度の場合には、結婚式場でもホテルでも約260万円程度が目安となります。

ただし、結婚式場でもホテルでも、ベーシックなパッケージに加えて多種多様なオプションがついていますし、パッケージの内容をアップグレードすると費用も多くかかります。そのため、最初の予算よりも実際にかかる費用がかなり高くなってしまうケースは多いです。

結婚式を行う場所の中でも最も割高となるのは、ゲストハウスを借り切って行うウェディングです。結婚式によく利用されるゲストハウスでは、ヘアメイクや司会、カメラマンやお花代などがパッケージ料金に含まれているものもありますが、基本的にはお料理はケータリングを利用することになりますし、ドレスや会場の飾りつけなども、全て新郎新婦が外部の業者に相談しながらアレンジしなければいけません。

手間と時間をたっぷりかけて、オリジナリティあふれる結婚式にしたいカップルにとっては、大きなやりがいや充実感を感じられるスタイルですが、その分費用は割高になってしまうということなのかもしれません。

意外とリーズナブルなリゾートウェディング

家族や親族、そして仲の良い友人のみを招待して小規模に結婚式を行いたいけれど、ゴージャス感も欲しいというカップルにおすすめなのは、海外ウェディングやリゾートウェディングです。美しい海を背景に永遠の愛を誓ったり、避暑地で緑に囲まれて行うウェディングは、挙式のみを行うのが一般的です。チャペルを利用した教会式の挙式が多いですが、神前式もあります。

リゾートウェディングや海外ウェディングは、ロマンチックな場所で行うのが魅力で、凝った演出をしなくてもおしゃれなロケーションが二人の愛をロマンチックに彩ってくれます。かかる費用は、挙式を国内で行うのか海外で行うのか、また交通費や宿泊費は誰が負担するかによって大きく変わりますが、非日常的な空間を新郎新婦だけでなく、親族や友人と共有できるという魅力もあります。

▽国内リゾート地での挙式についてはこちら

心により強く残る思い出に！国内リゾート地で結婚式