2022.7.8

国際結婚の初顔合わせ お土産の本音

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海外でお土産として喜ばれるもの

私は結婚式の打ち合わせで一足先にロンドンの実家には挨拶に伺っていましたが、その際お土産には日本の和菓子ではなく、洋菓子を選びました。日本の百貨店に売っている綺麗に箱詰めされ、丁寧にラッピングもしてくれる洋菓子のクオリティは非常に高く、味も繊細で美味しいので海外では大変喜んでもらえます。

スーパーなどで買える抹茶味のお菓子なども海外へのお土産として人気があることはあるのですが、プレゼントとしてお渡しする分は少し値が張ってもやはり専門店か、百貨店で購入するようなものが喜ばれます。よほど日本通の方でないとお土産として和菓子をプレゼントするのはどうもハードルが高いようです。

インドにもアンコに似た甘いお菓子はあるのですが、豆カレーのように食事として使う材料が甘いというのがどうも受け入れられないという人も多いのです。どうせならその国の伝統的な食べ物をと思ってプレゼントを用意しても、何これ?と思うとなかなか手が出なかったりすることも多いようです。

逆にクッキーや焼き菓子などはどの国でも馴染みがあり、味も想像しやすく、食べると想像以上に美味しいのでこの時も大変喜んでもらえました。海外へのお土産、特に大切な人にお渡しするプレゼントは日本の美味しい洋菓子をお持ちになることをお勧めします。

両家顔合わせ

結婚式の3日前にロンドンへ到着した翌日、姉や妹たちはロンドン市内に観光へ行き、私と両親は夫の実家へご挨拶へと伺ったのでした。インド結婚式は当日だけでなく、何日も前からさまざまなイベントがあり結婚式の数日前から夫の実家では裏庭に大きなテントが設営され、たくさんのゲストをお迎えしていました。

日本から来た私の両親と夫の両親はそのときが初顔合わせでした。あまり言葉が通じないとはいえ、夫のご両親から温かいハグでの歓迎を受け、両家の親は瞬時に打ち解けたようでした。

結婚式、披露宴を楽しみにしていること、家族同士これからも仲良くしていきたいことなど、お互いの思いが通じ合っていることがわかり、とても素敵な時間となりました。お土産に持って行ったプレゼントもとても喜んでもらえ、私の両親はロンドンの家族に娘をよろしくお願いしますと挨拶できたことで、ようやく安堵できたようでした。

シーク教寺院での結婚式、披露宴会場でのことなど、色々と妹たちから説明があったおかげで両親の不安も解消され、結婚式当日は全てが初めてのこと尽くしだったにもかかわらず、なんのハプニングもなく、全員が心から楽しめたのでした。

両家の初顔合わせを事前に行っていたこともあり、インド式披露宴でロンドンのみなさんが踊り始めても、私の両親をはじめ、家族友人が全員、本場のインドの人たちに負けないほど楽しんで一緒に踊ったのでした。

実家でのBBQパーティとお別れの時

結婚式の翌日、私の家族は夜の便で日本に帰ることになっていました。帰国の前に彼の実家でランチにBBQパーティを開催してくれ、家族全員が招待されたのでした。結婚式前後に実家の裏庭に設営していたテント内は綺麗にデコレーションされ、着席スタイルでBBQやインド料理が用意されていました。

インドの人はベジタリアンが多いのですが、夫の家族はチキンやラム肉は食べるノンベジです。日本人の感覚からするとBBQといえば牛肉やシーフードというイメージだったのですが、宗教上の理由から牛肉は食べない人がほとんどです。私の家族は何でも食べるので、牛肉を食べないことに少し驚いていたようでしたが、本場インドのタンドリーチキンが大きなコンロで焼かれているのを見て、美味しそう!と歓声をあげていました。

親戚の人もたくさん集まり、結婚式の後だったこともあったので、昨日は楽しかったね!と、カタコトの英語ではありましたがみんなで意思疎通を図りながら、ランチタイムを楽しみました。

夜の便で帰ることになっていた家族は、午前中にホテルでのチェックアウトを済ませスーツケースを持ってホームパーティーに伺い、終わったら空港へ向かうことになっていました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、いよいよ空港に向かう時間が近づいてきました。

さぁもう出発しなきゃという時間になって、夫のご両親から日本へのお土産にと用意してくれたプレゼントを渡されたのでした。インドの結婚式では親戚へのプレゼントとして、男性にはドレスシャツ、女性にはサリーなどの民族衣装を作るための美しい布を贈る習慣があります。

そして縁起物のインドのお菓子も大きな袋にいっぱい用意されていました。夫の両親から私の両親と家族へのプレゼントは大きな袋いくつにもなり、スーツケースに鍵をかけて身軽な格好でいた父の笑顔が引きつっていたのが見え、私は笑い出しそうになりました。

そしてたくさんいる親戚たち一人一人とハグをし、お別れの挨拶をしていたのでした。お別れのハグも何人もとしているとなかなか時間がかかるものです。会えて嬉しかった、これからも仲良くしていきましょう、元気に過ごしてね、良い旅を!などと言い合っているうちに、ギリギリの時間となり慌ててみんなで車に乗り込んだのでした。

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