2022.7.8

【結婚式挨拶】新郎謝辞の例文と書き方のポイント

結婚式当日
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新郎謝辞の基本構成

新謝謝辞の導入

新郎謝辞は、冒頭挨拶とゲストへのお礼で始めましょう。ポイントは以下のとおりです。

・出席していただいたことに対するお礼の言葉を入れる
・自分自身の「うれしい」気持ちを率直に伝える
・一文が長くならないよう気をつける

例文としては以下のような文章が挙げられます。
「本日は私どもの結婚披露宴にご列席いただきましてありがとうございます。皆さまからたくさんの祝福をいただき、とてもうれしく、感激しております」

余裕があれば、その日の天候や諸事情を絡めて文章をつくるのもいいでしょう。
「本日は暑い中、お集まりいただきましてありがとうございます。おかげさまで、これまでの人生の中でもっとも熱い1日を心に刻むことができました」

導入は、短く簡潔にまとめるとゲストの関心を引きやすくなります。反対に長い文章は飽きを感じさせてしまうので、コンパクトにまとめることを心がけましょう。

新郎謝辞の展開

導入の後は文章を展開していきます。ここでは以下の内容を入れると文章をつくりやすくなります。

・ふたりのエピソード
・結婚式に込めた思い
・新生活への抱負

ふたりのエピソードは、司会者からの紹介にはなかった内容を中心に入れるといいでしょう。出会いによって人生が変わったという内容は、昨今の国会議員による結婚会見でも話題となりました。
「先に司会者の方から紹介があったとおり、私たちは〇〇〇で出会いました。出会ってからというもの、私は自分の人生を真剣に考えるようになり、これまでの生活習慣を見直し、自立した1人の人間としての生活を送り始めました。〇〇さんとの出会いは、これほどまでに大きな衝撃であり、私を変えるきっかけともなった出来事です」

キューピッドの存在を紹介するのも場がなごむのでおすすめです。以下に紹介するのは、実際の披露宴で聞かれた新郎謝辞から引用した例文です。
「私たちに運命の出会いを与えてくれたのは、ほかでもない友人の〇〇さんです。〇〇さんがいなければ今日の私たちもいないと考えると、感謝の気持ちでいっぱいです」

「交際から〇年経った頃、私の家で飼っている猫に〇匹の子どもが産まれました。この子たちをお世話するのは1人では無理だ、という話をしたところ『2人なら大丈夫』との言葉があり、今に至ります。今日も猫たちは、みんな仲良く家で留守番をしています」

結婚式に込めた思いを紹介すると、ゲストの満足度もより一層高くなります。
「どうすればこれまでの人生を振り返れるのか、どうすれば今後の人生への決意を新たにできるのか、どうすればこれまで関わってきた皆さまへ感謝を伝え、意志表明ができるのかを2人なりに考え、結婚式をするという結論に至りました」

「今日、結婚式を行った〇〇は、世界文化遺産に指定されており、日本建築を勉強した経緯がある私たちにとっては、非常に興味深く、また強い縁を感じた場所でもあります」

「宗教色にとらわれず、ボーダーレスな結婚式をしたいと考え、これまでお世話になった皆さまに結婚を承認していただく人前式を行うことにしました」

新生活への抱負は、強い決意と少しのユーモアを交えて話しましょう。
「これまで、自分のためだけに仕事をし、稼いできました。ですがこれからは、2人でつくる未来のために稼ぎます。そしてひとつずつ、着実に夢をかなえ、来るべきいつかの老後も
『今日が1番幸せ』と言えるよう努力してまいります」

「平成の時代に産まれ、令和の時代に結婚しました。いつかやってくる次の時代も、2人で健康に、そして幸せな気分で迎えたいと思います」

新郎謝辞の展開における内容は、一般的なテンプレートや例文はあるものの、それにとらわれずに自由に考えるとゲストにとっても印象深いものになります。スピーチのセンスが問われる箇所でもあるので、臆することなく自分なりの言い回しで展開していきましょう。

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新郎謝辞の結び

結びは、ゲストに主軸を置いた文章が好ましいでしょう。ポイントは以下のとおりです。

・ゲストの幸せを願う文言を入れる
・締めくくりは「ありがとうございました」

結びとしてもっとも多く聞かれるのは「ご健勝」と「ご多幸」です。
「皆さまのご健勝とご多幸をお祈りして、私どもの挨拶といたします。本日はありがとうございました」

オリジナリティを加えるのなら、天候に関する言葉を入れるといいでしょう。
「外は秋の長雨、それでも私たちにとってはかけがえのない1日となりました。皆さまにも幸せの雨が降り注ぎますように。ご祈念申し上げ、お礼の挨拶といたします。本日はありがとうございました」

ゲストとの縁を印象づけたい場合は、未来に焦点を当てると伝わりやすくなります。
「皆さまと出会えたことは、私どもの未来においても大切な宝物です。これからも変わらぬ友情と愛情で縁を紡いでいただくことをお願い申し上げ、お礼の挨拶といたします。本日はありがとうございました」

締めの挨拶というと「ご指導」「ご鞭撻」が多用されますが、昨今では結婚年齢が上がってきていることもあり、自分たちの挨拶としては合わないと感じる人もいるようです。「こうであるべき」という決まりはないので、ポイントを押さえつつ2人のイメージに合う文章を考えましょう。

子供がいる場合の新郎謝辞例文

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