顔合せ,手土産

2017.6.24

顔合せに持参する手土産の選び方|失礼のないマナーとは

結納・顔合わせ基礎知識
farny
102 views

結婚が決まり、それぞれの両親に挨拶を済ませた後は、“両家の顔合わせ”へとステップが進みます。顔合わせの悩みの種といえば「手土産」ではないでしょうか。両家の顔合わせに手土産は必須?品物は何がいいの?など。手土産の不安を解消するため、顔合わせの際に持参する手土産に関してのマナーをご紹介します!

まずは手土産を持っていくかを両家で決めよう

顔合せ,手土産

一般的に顔合わせには手土産を持参する方がほとんどのようです。しかし、「手土産を持参しなくてはいけない」という決まりはありません。そのため、まずは手土産を持っていくかどうか、両家で話し合うことが必要です。手土産に関する価値観や認識は、それぞれ異なるかと思いますので、両家の意向を踏まえて手土産を持参するがどうかを決めましょう。

一方が手土産を持参し、もう一方は手土産を持参していないということになると、なんとなく気まずい雰囲気が流れますよね。顔合わせの際には、手土産に関しての決まりがないだけに、あらかじめどうするかの話し合いを行うことがとても大事です。

ちなみに決まりがないとはいえ、「持参した方がいい」事例もありますのでご紹介しますね。顔合わせ会場がどちらかの【自宅】で行われる場合は、手土産を持参するのがマナーといえます。訪問する側は礼儀として何か品物を準備しましょう。訪問される側は、足を運んでくれたことに対してお礼の気持ちを込めて品物を贈ることが礼儀といえます。両家の顔合わせはレストランや料亭で行われる場合が多いかと思いますが、どちらかの自宅で行われるケースも少なくありません。会場によっても、手土産を持参した方がいいかどうかは変わってきますよ。

ただ、どこの会場になったとしても、両親が「手土産は堅苦しいから必要ない」などと言わない限りは、「これからよろしくお願いします」という意味を込めて何か贈ることで、両家とも明るい気持ちになれるのではないでしょうか!

顔合せに持って行く手土産はどんなものがいい?

顔合せ,手土産

もし手土産に持参するとしたらどんな品物がいいかをご紹介します。一番は相手側が喜ぶものが望ましいですが、中には品物に纏わる「縁起」にこだわる方もいらっしゃいますので、手土産で関係を拗らせないためにも、基本的な品物の選び方を知っておきましょう。

菓子折り

手土産といえば、やはり「菓子折り」ですよね。幅広い年代の方が知っているであろう老舗ブランドのものや、流行のお菓子などがおすすめです。「美味しいと聞いたので、ぜひ召し上がっていただきたくて」などの一言を添えると印象も良くなりますよ。“甘いものが苦手”など、食べ物には好みがありますので、事前にリサーチしておくといいでしょう。

地元の名品(お茶など)

地元の名品も手土産の定番です。渡すときに声掛けをしやすいというメリットもあります。「地元で有名な○○です。よかったら召し上がってください。」などの一言を添えて渡せば、会話を広げるきっかけにもなりますよ。お菓子系が苦手なご家族には、お茶などもおすすめです。また、ふたりの出身がそれぞれ違う場合は、それぞれの地元の名品を贈り合うのもいいかもしれませんね。自己紹介を込めた素敵な手土産になることでしょう。

縁起がいいもの

結婚に関する挨拶や顔合わせの際は、手土産ひとつとっても「縁起」にこだわる方が意外と多いようです。特に気にしないという方でも、縁起物を贈られたら気分も良いですし、嬉しいですよね。縁起物に関しては、“絶対に”こだわらなければいけない訳ではありませんが、縁起がいいことに越したことはありません!また、縁起物は定番がだいたい決まっているので、選びやすいというメリットもありますよ。

「バームクーヘン」…切り口が木の「年輪」のようであることから、“繁栄”や“途切れることのない幸せ”を意味するといわれている、人気の手土産です。

「どら焼き・最中」…二つの生地が合わさっている様子は縁起が良いとされており、“両家の結びつき”などを意味するといわれています。

「お饅頭」…おめでたいときに何かと登場する定番の手土産です。特に紅白饅頭は、出生から永遠の眠りにつくまでの人の一生を表しているともいわれている縁起物。両家にとって幸先の良いお付き合いができるよう思いを込めて選ぶ方が多いようです。

日持ちする

手土産を選ぶ際は、“日持ちするもの”を選びましょう。和菓子や洋菓子も、当日中に消費しなければいけないものなども中にはありますので、短くても3日は日持ちするようなものを選ぶと親切です。日持ちする期間を考えると、早すぎる準備は禁物ですね。品物にもよりますが、顔合わせの前日や2日前くらいがベストではないでしょうか。消費期限に余裕があれば、もう少し前でもいいかもしれません!

個包装になっている

品物が個包装になっているかも、選ぶ際の重要ポイントとなりますよ。個包装のものは、日持ちするものが多く、食品であれば食べやすいというメリットもあります。また、おめでたい席では「切り分ける」必要のあるお菓子などは縁起が悪いとされているため、あまり望ましくありません。そのため、あらかじめカットされ個包装になっているものが向いています。

ちなみに、手土産に人気のバームクーヘンは縁起物のため、そのまま贈る方も多いのですが、食べる際はカットが必要ですよね。もし切り分けるという行為が気になるのであれば、ミニサイズのバームクーヘンが個包装になっているものを選ぶなど、工夫するといいでしょう。

これはNGな手土産品

顔合せ,手土産

手土産はなんでもOK!というわけではありませんよ。たとえ品物が高級な良い物であっても、相手への配慮が欠けてしまうと“嬉しくない手土産”になってしまいます。贈った側の印象がダウンしてしまうことも。そうならないためにも、手土産には向かないNG例を確認しておきましょう。

かさばるもの、大きいもの

かさばるものや大きいものは持ち運びも不便です。もし自分が、相手側の自宅へ伺った際や、遠方から訪れた際に、かさばる手土産を貰ったら少し困りませんか?相手の荷物を増やしてしまうような、大きなものはNG!手土産を選ぶ際は、持ち運びしやすいサイズや重さを選ぶなど、品そのもの以外にも配慮が必要です。

相手が食べられないもの、きらいなもの

相手のきらいなものや、アレルギーなどで食べられないものを贈るのはNGです。もちろんきらいなものをあえて贈るようなことはしないと思いますが、リサーチ不足により、“実は苦手なものだった”ということもあるかもしれません。そうならないためにも、お互いに家族の好き嫌いを伝えておくことが大切です。

顔合せの手土産の相場

顔合せ,手土産

手土産に選ぶ品物はだいたいイメージがついたかと思います。が、実際にどれくらいの金額の品物を贈ればいいのか迷ってしまいますよね。顔合わせの際に持参する手土産の相場は【3,000円~5,000円】。手土産が高額すぎると相手に気を遣わせてしまいますし、安すぎると失礼にあたります。それを踏まえると、ちょうど良い金額がこれくらいなのではないでしょうか。両家でどれくらいの金額の手土産を持参するか意見をすり合わせておくと、お互い気持ち良く手土産を受け取れますよ。一方が持参した手土産が高額すぎる!ということのないように、手土産を持参することが決まったら、だいたいの相場も決めておくことをおすすめします。

手土産を選ぶときのポイント

顔合せ,手土産

手土産は“顔合わせ”という場に合ったものをきちんと選べば、場の雰囲気を良くすることができる心強いアイテムです。両家の雰囲気が良くなり、関係が一層深まるような素敵な時間にするために意識したいポイントをご紹介します!手土産を選ぶ際の参考にしてみてくださいね。

両家で足並みをそろえるように

手土産を選ぶさいは、両家で足並みを揃えることが大切。これから始まる両家の永いお付き合い。良い形でスタートを切れるように、同じスタートラインに立ちたいところです。やはりそのためには、手土産を持参するかどうか、金額や品物はどういったものかなど、お互いに意見をすり合わせることが大事。

両家で直接話し合うのは難しいため、夫婦となるふたりが両家の繋ぎ役となり、同じスタートラインへと導きましょう。お互いのことを思うと高級で上質なものを…と、ついつい張り切りすぎてしまいます。両家のお付き合いはこれから始まるところ。「末永くよろしくお願いします。」という挨拶の気持ちを込めて、顔合わせという場に合った品物を準備しましょう。

羊羹は「切り分ける」を連想させるため避ける

顔合わせ以外のシーンでも手土産に多く選ばれている羊羹。既に知っている方も多いかと思いますが、羊羹は「切り分ける」ことから、おめでたい席の手土産にはあまり向いていません。「縁が切れる」とも解釈されてしまう羊羹は、両家の間に深い地割れを起こす可能性があります。そのため顔合わせの手土産に選ぶのはタブー。

もし持参する場合は、もともとカットされていて、個包装になっているものを選びましょう。羊羹のような“長い”お菓子には「末永く」という意味もあるため、あえて手土産に選ぶ方もいます。そのような場合は一言、「末永くお付き合いさせていただきたいと思いまして…」などと添えるといいかもしれませんね。誤解を招かずに手土産を受け取ってくれることと思います。もちろん、外包装は長いままで、中身はきちんとカットされているものがベストです。

顔合せの手土産は思いやりの形

結婚をしたい意向を伝えるための挨拶や、結婚が決まり両家が顔を合わせる挨拶など、結婚するとなると、様々なステップを登っていかなくてはなりません。その都度、手土産はどうすればいいの?相場は?などの不安が湧いてくることと思います。一般的には“こうしたほうが良い”というマナーもあります。しかし手土産を用意する一番の目的は、顔合わせという場を設けさせてもらったことへの感謝の気持ちや、これからの永いお付き合いに対しての挨拶の気持ちなどを形にすることではないでしょうか。マナーはもちろん大事ですが、ふたりらしい顔合わせの場になるよう、ベストな手土産を選んでみてくださいね。