戸籍謄本,取得方法

2017.6.1

戸籍謄本の取得方法って知ってる?取得方法~金額までの基礎知識

入籍手続き
farny
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結婚の手続きで必要な場合がある戸籍謄本(こせきとうほん)は、婚姻届を提出する際、本籍のない市区町村役場に提出する人について戸籍謄本の提出を一緒に求められます。また、結婚後の諸変更手続きの中でも必要となる場合があります。耳慣れない証明書類でもある戸籍謄本はどこで、誰が、どのような手続きで取得することができるのでしょうか。また、郵送でも取得することができるのか?など、戸籍謄本の取り方についてご紹介します。

戸籍謄本が取れる場所

戸籍謄本,取得方法

戸籍は、本籍を置いている住所地の市区町村役場で管理しています。従って、戸籍謄本の発行を請求できる場所は、本籍を置いている市区町村の役所や、地域によっては最寄りの行政サービスセンター、市民センターや各支所となります。

直接窓口へ行ったり、郵送で請求したり、代理人に依頼したりと取得方法は様々です。また、マイナンバー制度の個人番号カードを利用することで、最寄りのコンビニエンスストアで戸籍に関する証明書の発行ができる地域もあります。なお、都道府県では戸籍の管理を行っていないため都道府県庁では戸籍担当の窓口はありません。

戸籍謄本の取得方法は3つ

戸籍謄本,取得方法

本人が窓口で直接取得

戸籍謄本は重要な個人情報であることから、本人による請求手続きが好ましいため、できるだけ自分自身が手続きを行いたいものです。戸籍謄本を発行することができるのは、本籍を置いている市区町村役場です。遠方であれば郵送による請求もできますが、最寄りであれば窓口へ出向いて請求手続きを行うほうがその場で発行されるため、取得日を確定しやすくなります。手続きに必要な申請書類は市区町村役場の窓口に用意されています。免許証などの顔写真付き本人確認書類や印鑑を持参しましょう。

本籍の住所や戸籍筆頭者が分からない場合

戸籍謄本の請求時には、本籍の住所、戸籍筆頭者の氏名とその人との続柄の記入が求められます。知らない場合や分からない場合には、まず家族に聞いてみて、メモを取ってから手続きへ出向きましょう。家族に聞いてもはっきり分からない場合には、現在住んでいる住所地の市区町村役場の窓口(戸籍謄本を扱う窓口と同じであることが多い)で本籍を表示した住民票を請求すると、戸籍謄本請求に必要な情報が記載されています。

住民票を請求すれば本籍地が分かります

役所側が発行する戸籍を検索する際にポイントとなるのは、本籍地と戸籍筆頭者の名前です本籍地と現在の住所が異なる人は多くいますので、本籍地が分からない場合には、住民票を請求することで本籍地と戸籍筆頭者名がわかります。ひと手間と発行手数料はかかりますが、問題を解決することができますので手順を覚えておきましょう。

代理人(親戚・知人)が窓口で取得(委任状が必要です)

戸籍謄本の請求は、必要に応じて代理人でも手続きを行うことができます。代理人として、本人や、その直系血族以外の人が戸籍謄本を窓口で取得する場合を指し、委任状と代理人の本人確認書類、印鑑が必要です。委任状は依頼者の自筆または押印が必要で、書式についてはダウンロードすることも、自分で作成することも可能です。委任状には、戸籍謄本の請求と受領について代理人に委任する旨を記載することとなっています。

郵送請求/取り寄せ

戸籍謄本は、本人や代理人が郵送で請求することが可能です。郵送申請のための書類がホームページからダウンロードできますが、書類を送付してもらうことも可能です。心配があるようであれば、戸籍謄本を請求する市区町村役場の担当課へ詳しく電話で問い合わせてみましょう。なお、委任状が不要である範囲は、窓口での請求と同じで本人や配偶者、その直系血族(父母、祖父母、孫)となり、それ以外の場合は委任状の同封が必要です。

直接窓口で取得する場合

戸籍謄本,取得方法

本人が窓口で直接、戸籍謄本の請求手続きを行う場合は、その場で申請書類に記入、押印して、自身の本人確認書類を提示することで取得することができます。戸籍謄本を必単独で申請できる人は法律で制限されており、本人・配偶者・直系血族(親・祖父母・子・孫)これらの人は委任状なしで請求することができます。そのため、同じ戸籍謄本に記載のある両親などであれば、本人による請求を行うことができます。

本籍のある市区町村役場の近くに住む家族がいて、自分自身が遠方に住んでいる場合などであれば、家族に手続きを頼んでみるのもよいでしょう。戸籍謄本の請求手続きを行う窓口は、本籍のある市区町村役場の戸籍担当の窓口となり、名称は地域によって異なります。市区町村役場の総合案内で尋ねましょう。なお、本人による請求、代理人による請求、郵送による請求のいずれの方法であっても、発行手数料は変わりません。

代理人が窓口で取得する場合

戸籍謄本,取得方法

代理人が窓口で戸籍謄本の請求手続きを行う場合は、本人による請求と同じ申請書類に記入、押印して、委任状を添えて提出、代理人の本人確認書類も必要です。委任状は市区町村役場で様式が用意されておりホームページからダウンロードすることができる地域もありますが、自分で作成することも可能です。

その際は、

①作成日

②委任者の住所、氏名、生年月日、性別、押印

③代理人の住所、氏名、生年月日、性別

④委任する申請の内容(戸籍謄本の請求申請および受領の権限を委任する旨)

を記載する必要があり、委任者が内容確認をして自署または押印します。なお、不正な請求を防ぐために、正当な理由なく本人以外の者が戸籍謄本を請求することはできません。

郵送で取り寄せる場合

戸籍謄本,取得方法

郵便で戸籍謄本を請求する際に必要なものは、次の4つです。

① 申請用紙

各市区町村役場のホームページからダウンロードできる場合もあります。必要事項と要件を満たしていれば自分で作っても申請することができます。申請書の内容は、請求者の氏名、押印、住所、電話番号、生年月日、本籍、戸籍の筆頭者氏名、戸籍の筆頭者と請求者との続柄、戸籍謄本が必要である旨と必要枚数、請求理由を記載します。

② 請求する人の本人確認書類

運転免許証のコピーなど官公署発行の顔写真付き証明で有効期間内のもののコピーなどが必要です。

③ 発行手数料分の定額小為替証書

郵便局で申し込むことができます。現金を定額小為替証書に換えて送付する送金方法で、少額の送金に利用されます。戸籍謄本の請求枚数に合わせた料金分を用意します。

④ 返信用封筒

A4サイズの戸籍謄本を入れることができるサイズの封筒を用意しましょう。封筒の宛名には、自分自身の郵便番号、住所、氏名を記載し、必要分の切手を貼って同封します。

必要書類を揃えたら、戸籍担当宛に送付します。なお、代理人が郵送による戸籍謄本の請求を行う場合は、委任状が必要となります。

戸籍謄本について基本知識をマスターしよう

戸籍謄本の発行手数料は全国一律で1通につき450円です。窓口で手続きを行う場合には、直接窓口へ現金で支払います。郵送の場合は郵便局で定額小為替証書を発行してもらうことを指示している市区町村役場が多いのですが、現金を現金書留で郵送しても受け付けてくれる場合があります。地域によって手続きの詳細が異なる場合があります。疑問に思うことがあれば遠慮なく、手続きを行う役所へ事前に電話で問い合わせてみましょう。事前準備をしっかりしておくことで、当日の手続きをスムーズに進めることができます。

なお、請求時に必要となる印鑑は、印鑑登録された実印である必要はありませんが、ゴム印は使用することができません。朱肉を使って押印する印鑑を用意して手続きへ出向きましょう。