2022.7.7

婚姻に必要な戸籍謄本ってなに?読み方は?結婚するなら知っておきたい基本情報

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婚姻に係る手続きの際、婚姻届の提出と同時に提出が求められるケースがある書類のひとつとして「戸籍謄本(こせきとうほん)」が挙げられます。役所によっては「戸籍抄本(こせきしょうほん)」の提出でよいとするところもあります。パスポート取得や婚姻に関する手続きで初めて交付を受けるというケースもある戸籍に関する届け出や書類。ここでは、婚姻と戸籍の関係や、戸籍謄本ってどういうものなのかなどについて、ご紹介します。

戸籍謄本(こせきとうほん)とは

戸籍謄本(こせきとうほん)は、戸籍を管理している役所にある戸籍原本の写し(コピー)のこと。戸籍原本に記載されている全員分の記載を写すため、戸籍全部事項証明書とも呼ばれています。


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具体的には、戸籍に名前のある人の氏名、生年月日、父母の氏名と続柄、それぞれの人に関する出生事項、婚姻事項などが記載されています。出生事項には、出生日や出生地、出生の届け出日と届出人について、婚姻事項には、婚姻日や配偶者氏名、従前戸籍などについて記載されています。

戸籍謄本が必要な人について

戸籍謄(抄)本は、本籍のない市区町村の役所で婚姻の手続きをする人が必要になる書類です。

ふたりともの本籍がある役所において手続きをする場合には提出の必要はありません。どちらかひとりだけ、本籍のない役所に婚姻届を提出する場合には、そのひとりが戸籍謄本を提出する必要があります。

婚姻届と一緒に提出を求められることが多いのは、戸籍謄本です。役所によって必要な書類が異なります。手続きを行う前に、戸籍謄本と戸籍抄本のうちどちらが必要なのかを、婚姻届を提出する役所に確認しておきましょう。

戸籍謄本が必要な理由

戸籍は、個人の出生から死に至るまでの身分上の重要事項や親族関係を証明する公的な書面です。

日本人の場合、一般的には、誕生により親の戸籍に入り、婚姻により夫妻の新しい戸籍が作られます。戸籍には、従前の戸籍の記載がなされているため、本籍地をたどって戸籍を遡ることにより、個人の親族関係が明確になり、それによって相続関係などがわかる仕組みになっています。

ふたりの戸籍を作ることになる婚姻届の提出の際、戸籍をすでに管理している役所であれば、戸籍の情報である戸籍謄本を取り寄せる必要はありません。

しかし、戸籍の管理を行っていない役所の場合、戸籍の情報がありませんので婚姻の手続きの際には戸籍謄本が必要となります。戸籍は本籍のある市区町村の役所で管理されています。本籍は、日本に住所がある場所であればどこに置いても構いません。

どこで手続きができるの?

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